「MIYAVIのライブ行かない?」とスタイリストの宋明美さんから突然のお誘い。MIYAVIのライブって感覚が若いな〜と思っていたら、そこへご一緒したのが、なんと小林麻美さん。以前からのMIYAVIファンで、欠かさずライブには行っていらっしゃるとのこと。

当時からエスタブリッシュされたファッションセンスと美しさは男性からも女性からも注目の的。憧れの女性でした。今でもトレンチコート姿、強く印象に残っています。

小林麻美さんと言ったら「雨音はショパンの調べ」などの名曲や、すらりとしたボディとかっこいいけど艶っぽさを秘めた着こなしは、当時のファッションアイコンとして絶大なる人気があったことを鮮烈に覚えています。まさに「いい女」という言葉がぴったりの女性。

私もおませさんな思春期の頃、彼女のような着こなしが似合う女性になりたい・・・と密かに憧れていました。(と言っても、生まれ持ったものが違いすぎてすぐに無理だと諦めましたが、笑)

最近、雑誌の表紙なども務められ、復帰された姿を毎号拝見するのがとても楽しみ。

そんな小林さんとの思いがけない出会いは本当に感激!

復帰カバー第一弾は、まさに私が想像する小林麻美さんのイメージそのもの。ご自身が持っていたイヴ・サンローランのコレクションを纏って。
今昔ボヘミアンスタイル。どちらも素敵♡左の写真は私が大好きなコーディネートでもあり、強く印象に残っています。

 

若い頃、仕事で手にしたお金のほとんどを洋服につぎ込み、イヴ・サンローランはなんと200点近くにもおよび、これまで大切に保管されていたそう。その珠玉のコレクションを「日本服飾文化振興財団」に寄贈された話しは有名で、私もそのショーを拝見しました。

「日本服飾文化振興財団」に寄贈されたサンローランのコレクションを拝見した際に撮ったスナップ。今見ても古さを感じさせなく、センシュアルかつ上品なコレクションはため息もの。亡きイヴ・サンローランの凄さと小林さんの洋服愛を感じさせるコレクションでした。

会食中にも出た話題でしたが、その中に一着だけ手元に残した服、それはピンクのトレンチコート。ご主人と初めて出会った時に着たものだそう。大切な思い出がその一着と共に残っているなんて、とても素敵なこと。そんなピュアな女心に、こちらが「ほろっ」となってしまうほど魅力的な方です。

子育てに専念していた時代、一度おしゃれを手放して感覚が鈍っている・・・と雑誌に述べられていましたが、この日もTシャツとジーンズに紺のジャケットをさらりと羽織って、首元にチーフを巻いた姿は、小林さんらしいおしゃれの流儀やこだわりが感じられ、昔と変わらず憧れの女性でした。

これからも、ますますのご活躍が楽しみです。

MIYAVIのライブが終わり、軽く食事。小林さんだけでなく、お一人お一人を写真に収めておきたかったくらい、皆さんの着こなしがとても素敵。気後れするぐらい、新しい音楽やファッションのことよくご存知で、私の感覚の方がよっぽど老朽化していると深く反省。素敵な歳の重ね方、見習いたいものです。