号泣する準備はできている
私のまわりにいる東方神起ファンの中でもとりわけ熱狂的なファンの知人から、最終公演に臨む意気込みのメールが届きました。2015年4月2日。ファンの方々にとって、忘れられぬ日になるであろう東京ドーム最終公演に参戦してきた編集部・大森です。

ライブを観終え、これまでにいろいろ語り尽くされているのではありましょうが、東方神起の魅力を自分なりに考えてみました。
少女漫画の世界的ラブバラードあり、爽やかなポップチューンあり、そして、なんといってもドープでダイナミックなダンス曲あり……この幅広い世界観の歌を2人で歌い上げ、パフォーマンスを2人で(もちろんバックダンサーの方はいらっしゃいますが)、しかもドームという箱でやりきるというのはすごいことだな、と(いろいろなアーティストの東京ドーム公演を過去に観てきて、「おや、まぁ、力量不足だわねぇ」と思う公演を多々目の当たりにしたことがあるので、歌とパフォーマンスを両立させながら、東京ドームを仕切れる力ってただそれだけで本当にすごいと思うのです)。個人的には、今回のライブにおけるWhy?やAnswer、DIRTのような「力強さ」をアピールする楽曲を端正&美麗に表現できる能力が、とりわけ希有で素晴らしいと思うのですがいかがでしょうか?

屋久島が世界遺産に登録された理由は、あの狭い土地の中(ちなみに世界遺産登録地域は、島面積の約21%)に、地球のほとんどすべての気候(亜寒帯〜亜熱帯)の植物が平地から山頂へと連続的に分布するところ。それがなんといってもすごいところだ、と島の人が誇らしげに語っていたことを思い出しました。
東方神起も、2人だけで、幅広い音楽性をしっかり体現できているところが世界遺産級なのでは、と思った次第です。
もちろん、ライブは素晴らしい大団円を迎えました。批評できる立場にはございませんが、結成10周年を迎えた節目のメモリアルライブの(知人言うところの)完璧なる神セットを観終え、思ったことを記させていただきました。
知人は、号泣して、きっと今日は抜け殻のようになっているのだろーなー。
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