モダンリビング編集部では私もマグ派で、直接、机にカップを置いていますが、家でのお茶のときは必ず、カップの下にプレートを敷きます。ダイニングテーブルがアンティークなので熱に弱いこともあって、それが習慣になりました。私は、基本の洋食器をイッタラの「ティーマ」で揃えています。
「ティーマ」は、北欧の器の中でも50年以上にわたり、愛用されてきたシリーズ。この器の優秀さは、さまざまな使い方ができること。重ねて収納できるので場所をとらないだけでなく、サイズや重さに至るまで、緻密に考えられ、デザインされているのです。そのひとつの表れが、どのプレートにも窪みがないこと。この直径10㎝のプレートは、コーヒーカップのソーサーとしても、取り皿や小皿としての役割も担っています。だから、こんなふうに、別のカップをのせてもOK。ティーマを使うたびに、北欧の暮らしに対する深い理解に触れる気がします。
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