岡野瑞恵 「キレイ手帖」

2015.4.14

毎日の試合を制するために、指名すべき選手は“筆”!

メイクの流行で、使用頻度、つまり出番を変えているものがあります。それは、“筆”。

“メイクという毎日の試合”を制するために、まず揃えたいスターティングメンバ―は、カラーアイテムではなく、それをのせるための筆だということです。とりわけ、まぶた、チークなど、比較的広い面に対して使うブラシは、リップブラシやアイブロウブラシなどに比べ、その優秀さに差が出やすいもの。まずは、それらから吟味してみましょう。

私が最近スタメンに指名している優秀な選手=ブラシを紹介します。

アイシャドウブラシ
最近はメイクが軽めになってきているので、アイシャドウをやわらかくまぶたにぼかし込む時になくてはならない2本。目元の皮膚は薄く、繊細なので、どちらも肌あたりが抜群に柔らかいのもおすすめの理由です。

<右から>M・A・C テーパード ブレンディング ブラシ #224 アイシャドウの色づきを調整したり、パウダーアイシャドウを軽くふんわりのせたりするときに重宝するブラシ。NARS ブレンディングアイシャドーブラシ♯42 パールが効いたアイシャドウをまぶたにフィットさせたり、カラーを自然にぼかしこみたいときに。

チークブラシ
スッキリとややシャープに仕上げたい時と、柔らかく曲線的にフワッと仕上げたい時とで、2タイプのブラシを使い分けてます。さらに、ポイントで入れたい時と少し広範囲で入れたい時とで、ブラシの大きさでも使い分けているので、計4本をスタメンエントリー。

シャープにチークを入れたいなら……
左の2本。フェイスラインにフィットする斜めのカッティングがポイント。<左から>
●シャープ系×ポイント用=ローラメルシエ アングルドチークコントアーブラシ
●シャープ系×広範囲用=THREE フェイス ブラシ L


ふわっとソフトにチークを入れたいなら……
右の2本。毛が本当にやわらかく、粉含みがよいラウンド形のものがおすすめ。<右から>
●ソフト×ポイント用=花王エスト チークブラシ
●ソフト×広範囲用=クレ・ド・ポー ボーテのブラシ(非売品)


その他のブラシ
余分なお粉を払いつつ、肌への密着度もアップできる扇状のファンブラシ。ポイントでハイライトを効かせたいときに便利な小まわりの効く筆……このような2タイプをスタメンに追加しています。

よりメイクをアップグレードしたい人は……
<左から>
ファンブラシ→ローラメルシエ ファンパウダーブラシ ブラシの平らな部分(面)にルースパウダーをつけ、Tゾーン、顔の中央から首まですべらせるようにつけます。首と顔の質感を変えないためのひと手間です。
ハイライト用ブラシ→クレ・ド・ポー ボーテ 2本(ともに非売品) ポイントで入れたい目の下のクマにピンポイント、しかもふんわりとハイライトを効かせることができます。

たとえ、プロであっても、目的に応じて筆を選ぶと、仕上がりはもちろんのこと、時間短縮をすることにもつながります。仕上がりに雲泥の差がでますので、ことメイクに関しては、「弘法筆を選ばず」は適応されないということですね(笑)。

自分のしたいメイクや使い勝手、使い心地で、お気に入りのブラシを見つけられたらしめたもの。今季限定とは言わず、これから果てしなく続いていく“メイクという毎日の試合”に勝てるスタメンを、ぜひ見極めてみてください!