前回も書きましたが、Netflixのこんまりシリーズにハマり、少しずつ断捨離を決行しております。こんまりメソッドにならうなら「まずは服から!」ということになりましょうが、それは「冬→春夏の衣替え時」に敢行しよう、ということで……

まずは本から! 

我が家には、信じられないくらいのたくさんの本が(副業でブックカフェを営業したくなるほどの点数が……)あります。結婚した当時、サザエさん一家が住んでいるような家屋(木造)を執念で探し出し、引っ越しをしたのですが、その際、引っ越し業者の方に「これらを全部運び入れたら、床が抜けるかもしれません」と心配されたほどです。

私はもちろんなのですが、実は、夫がその何倍もの雑誌や本、そしてアナログレコード、そしてCD(この時代、CDは処分していもいいのではないかと提案しても、いろいろと曰く付きの盤らしく……)を所有しているのです。

で、断捨離作業中に、読み耽ってしまったのがコチラです。

左は、夫が所有していた明菜ちゃんの『近代映画』別冊付録(1983年)。特別ファンでなかったにもかかわらず、とっておいたのはナゼなのか、本人も記憶がないもよう……!?  右は、みうらじゅん&リリー・フランキーによる対談集『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』。「羞恥心と自尊心とは?」の項目ではリリーさんの「よく日本人は自尊心が低すぎると言われるが、そうではなく本当に低いのは美意識」。「死にざま、生きざまとは?」の項目ではみうらさんが「人は生まれた瞬間に余生が始まる。死ぬために生きるんではなく、死ぬまで生きるだけ」……などなど。とりわけ、みうら「人生の最終地点は死じゃないですよ」→リリー「それなのに今際(いまわ)を豊かに過ごしたいと思って、みんな今を貧しく生きてる」のやりとりにはうなってしまいました。若い頃から感化されまくってきた二人の達観した人生訓が詰まった名著(どうやら絶版になってしまったもよう……)。
 

一冊一冊を手に取って、ときめくかどうかをジャッジしようとするものの、結果、読み耽ってしまい、そっとKEEP。こと本に関し、こんまりさんが言うところの私の「ときめき感度」は未だ高まりを見せませんが、根気よく頑張りたいと思います。

今日のお品書き
東京は雪が降りました。今週末は冷え込んでいます。「そんな時は鍋!」、ですよね(笑)?  この季節の自炊メニューは鍋料理に落ち着きがちなので、おいしくできる簡単鍋レシピはとても重宝します。ジュースでできるトマト鍋、ぜひチェックしてみてください。