1998年に映画「エリザベス」で注目されて以来、女優として活躍し続けるケイト・ブランシェット。2013年には、ウディ・アレン監督の「ブルージャスミン」で、アカデミー賞主演女優賞を受賞。現在46歳、ミモレ世代ど真ん中です。

UNHCRの支援により、NGOのINTERSOSが運営するコミュニティ・センターを拠点に、演劇活動をするシリア難民の少年、アフメッドと。レバノンのシューフにて。©UNHCR/J.Matas/2015

こちらの写真、彼女の笑顔がとてもいいなあ、と思いました。知的で美しいのに、飾り気がなく、温かい。ケイトは、6月20日の「世界難民の日」を前に、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のサポーターとしてレバノンを訪れました。そこで、シリアから難民として逃れて来た14歳の男の子、アフメッドに出会います。紛争によって避難を余儀なくされるまでは、シリアで順調に学校へ通い、パイロットを目指していたアフメッド。しかし、今では勉強よりも、家計を助けるため、ベーカリーでケーキを作ったり売ったりして、毎日働かざるを得ません。そんな彼が、ささやかな楽しみを見出すことができたのは、演劇活動。仲間たちと、児童婚などの問題をテーマにした作品を演じているそうです。

広い心に裏打ちされている、成熟した女性の笑顔って、素敵(もちろん、ケイトはとびきり美人なわけですけれど…)。手っ取り早く自分をキレイに見せようとしただけでは、醸し出せない「何か」があるように思います。特に映画好きではない私も、彼女のファンになってしまいました。