こんにちは
百瀬今日子です

このところ、言葉の話をしてきまして
そのながれで、ことばにまつわるエピソードをもうひとつ。


数十年前、母がある小学校で見かけた光景です。

ある男子生徒が、廊下で友人らとふざけながら、
冗談半分にこんな言葉を発したそうです。


「コノヤロウ、死んじまえ! ぶっ殺すぞ!」



そうしたら、あるおじさん先生が飛んできて、その子の口をぐっと手で押さえ、


「そんなこと、一生言わなくていい言葉だッ!」


と叱り、その生徒に真剣に立ち向かったそうです。

このおじさん先生は、普段はおだやかな国語の先生だそうです。
授業中ではない、普段の生活のなかでも、言葉の使い方を気にかけている国語の先生。


生徒にしてみれば、冗談半分で言ったつもりが、いきなり何がなんだかわからなかったかもですし、「体罰」を気にするかたには、これもある意味その範疇なのでは、と思われるかたもいるかもしれません。


けれど、カッコよくありません?
私にはかっこよく映ります。


一生使わなくていい言葉。


確かに、使わなくていい言葉です。

だから母も当時教えてくれたんだと思います。


数十年も昔の、日常にあったひとコマ。ある光景。

とはいえ いまの世界情勢と重ねると また沁みるものがあります。

 

なんら特別な存在というわけでなく、一社会人、一専業主婦であったりすると(私もそうですが)、世にも無力さを感じることがあります。けれど、日常のひとコマひとコマを、ていねいに過ごすこと、そんなことでも、なんらかそれが、いい波紋となって、広がることがあるかもしれません。そう信じたいものです。

 

おじさん先生が、ある意味それを教えてくれているようにも感じます。

日常にひそむ金八先生のような存在。
そんな大それた、金っぱっつぁんでなくても、たとえ主婦であってもなんらかの日常の言動が、なにかの貢献になっていることもあるかもしれません。

 

一生使わなくていい言葉。

ほかにもあるでしょうか。

逆に、一生大事にしたいことば。

探してあたためていきたいものです。

 



日常のひとコマひとコマを 大切に。


百瀬今日子でした。

 


追伸:
金八先生。 ミモレ世代のみなさまは、どのシリーズどんぴしゃですか? 
第1シリーズ? 私は第2シリーズ、加藤優のときですね~(^-^)
笑 腐ったミカンの方程式~~
金八先生や、赤木春恵校長先生はじめ、あれは演技なのか、本気なのかわからないことあって、その迫力が揺さぶられます~~


↓3年B組金八先生第1シリーズ8(1979年放送)。画像:ツタヤディスカスより