玄関ドアを開けるその前に……
宅配物は直接受けとらない

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宅配便やフードデリバリーの配達員を装った人が家に押し入る強盗・強姦事件が、過去に何度も発生しています。対策として、フードデリバリーシステムで注文をする際に、偽名として男性の名前を使う女性も増えています。

 

ただ、男性宅でも同様の事件が起きているため、性別にかかわらず注意が必要です。宅配物はできるかぎり、自宅以外の場所で受けとるようにしましょう。日時を指定して、宅配便の営業所などで受けとるのがもっとも安全です


<宅配物の安全な受けとり方>

■ 自宅以外で受けとる
宅配便の営業所、駅や街中のロッカー、コンビニなどで、日時を指定して受けとる。高価なものが届く場合は、この方法がおすすめ

■ 宅配ボックスを使う不在時、自宅まで届けてほしい場合は宅配ボックスも利用可能。ただし盗難リスクがあるため要注意

■ 非対面で受けとる在宅中に宅配便が届いても、ドアを開けない。インターホン越しに送り主と宛先を聞き、玄関前に置いてもらう

★フードデリバリーも対面で受けとらない!玄関先に商品を置いてもらい、配達員が去ってからドアを開ける。近くに不審者が潜んでいる可能性もあるため、できるだけドアガードやドアチェーンをしたまま商品を取る
 

自宅で受けとりたい場合は、ドアガードやドアチェーン越しに対応するか、玄関のドアを開けずにインターホン越しの会話で荷物を確認するのがおすすめです。また、玄関から部屋のなかが見えないように、のれんなどをかけておくことも大切です。

なお宅配ボックスは、盗難にあうリスクがあります。郵便ポストに手を入れ、粘着テープなどで不在票を取り出し、宅配ボックスから商品を盗むという手口です。頻繁な利用は避けましょう。