読み方・意味が奇妙な漢字① 

【音読み】カン 【訓読み】ふねがしずむ 【意味】船が沈む

タイタニックな漢字

見た目は何ともないのだが、訓読みは「ふねがしずむ」だから、ホラーである。
内部の「吟(ぎん)」は「歌う、嘆く、叫ぶ」という意味である。それを踏まえてよく見ると、沈みゆく船の底に人が閉じ込められて、叫んでいるように見えてくるから、恐ろしい。

タイタニック号事件を語る際に使えそうな漢字だ。
 

 

 読み方・意味が奇妙な漢字② 

【訓読み】ブリザード 【意味】ブリザード

はい、馬鹿にしています

これで「ブリザード」と読む。「人を馬鹿にするな!」と怒る方がいるかもしれないが、その通り、この字は人を馬鹿にしているのだ。これは暴走族が作った漢字である。

魚偏に「嵐」をつけてブリザード(猛吹雪)のイメージを作りたかったのだろう。「夜露死苦」だとか、とにかく暴走族は難しい漢字を使いたがるものだ。

なぜ魚なのかは謎だが、これは「鰤(ぶり)」から来ているそうだ。といっても、まったく理屈がわからないのだが。論理が暴走しすぎだろう。