新人がプロフに書いてはいけない言葉とは


さて、フリーランスとして仕事していくなら、プロフィールなどの「見せ方」が大事ですよね。膨大なフリーランスがいるSNSで、確実にクリックしてもらう方法は、まず清潔感があるプロフィール写真、経歴が順序ごとにわかるプロフィール文……って、こういうのが一番大嫌い!

いや、フリーランスとしてどうかと思いますが、こういうマーケティングみたいなのってうさんくさいし鬱陶しいので全部無視しています、全てです。そんな私が肝に命じていることはただひとつ、それはプロフィールに「駆け出し」「ライター志望」と書かないことです。

 

先輩の編集者に、「駆け出しとか、ライター志望って書いている人に仕事頼みたいと思う? もうライターって言ってる人に頼みたいでしょ? 実際、実績があるかどうかは置いといて」と言われたことがあります。た、確かに、自信の無さから“志望”なんて書きたくもなりますが、いやまだなってない人に頼まれへん! とむしろ敬遠されてしまうんですね。

 

「駆け出し」の文字が呼び寄せた“ドリクラ”


でも、それはそこまで重要ではありません。なぜ駆け出しと書いてはいけないか? それは、この世に跋扈(ばっこ)する「ドリクラ」を寄せ付けないためです。

ドリクラとはなにか。ドリームクラッシャーの略です。つまり「夢を壊す人」。ドリームキラーともいうかもしれません。ドリカムじゃないです。ドリクラです。最初、初々しくて世間知らずだった筆者はプロフィールに「駆け出し」なんて付けていました。しかも、アドバイスください、とも言っていました。それがドリクラに餌を撒いていることになっているとも知らずに……。

一応言っておくと、ある程度仲のいい人や信頼の置ける人にアドバイスを求めるのはいいことだと思います。しかし、不特定多数の人に求めると、予期せぬことが起きるのです。