モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。2023年もあと3ヵ月。年末に向けてイベント毎も増えてくる時期。いつもより少しおしゃれして出かけたい日、大人世代は何を着たらいい? スタリスト福田麻琴さんとともに考えます。

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ちょっと特別なおしゃれ=「華やか」だけじゃない!「かっこよく」もあっていい

ジャケット¥80300、パンツ¥50600、靴下¥4180/マーガレット・ハウエル ハイネックトップス¥20900/アンフィル メガネ¥77000/10 アイヴァン(コンティニュエ) バッグ¥181500/J&M デヴィッドソン(J&M デヴィッドソン カスタマーセンター) シューズ¥92400/パラブーツ(パラブーツ青山店)

はまじ:今年はぐっとリアルイベントが増えたよね。ふたりで『私たちに「今」似合う服』『けだま』と書籍発売のトークショーを東京や神戸で3回もしたし(笑)、私は夏にミモレのミドルエイジ白書の発表会にも出演したよ。まこちん(福田麻琴さん)も増えてるよね?

麻琴:そうだね。今後も新刊『10年後も着たい服』の発売記念のイベントがたくさんありそうだなあ。って宣伝は置いておいて(笑)、これからの季節は観劇やコンサートにいったり、年末に向けては久しぶりに大勢で集まる機会もあるはず。こういうイベントのときって、いつもの自分らしくはいたいけれど、やっぱりちょっと特別感のあるおしゃれをしたい気持ちがあるよね。

はまじ:わかる! それを理由についつい服を買っちゃったりして(笑)。

麻琴:いいと思うよ。おしゃれしたい、服を買いたいって思えることって素敵じゃない? ということで、今回はばっちりドレスアップ! というわけじゃないけれど、いつもよりおしゃれしたいときの服装を考えて見たいと思います!

フランネル素材の温かみのあるジャケットとパンツ。ジャケットは芯地や肩パットなどをできるだけなくし、柔らかく仕上げてあるので、カーディガン感覚で軽やかに羽織ることができます。

はまじ:以前、お気に入りを連載でも紹介したけれど、私の場合はワンピースが多いかなあ。

麻琴:ワンピースは間違いないよね! 特別なおしゃれする=「華やか」が多くなるけれど、たとえばきちんと感はありつつ「かっこよく」というのもいいなと思っていて。それで今回のスタイリングなんだ。

はまじ:いいねえ! 私は好きだなあ。とっても似合ってる気がするんだけど、気のせいかな(笑)。

麻琴:気のせいじゃないよ、めちゃくちゃ似合ってるよ(笑)。

はまじ:ありがとう(笑)。普段からカジュアルでパンツスタイルが多い方はいつもの延長線上で特別なおしゃれができていいよね。

深みのあるボルドーが美しい靴下。素材はシルクでほんのりとツヤのある素材感がマットなウール素材のセットアップの程よいアクセントに。

麻琴:そうそう。今回選んだのは、マーガレット・ハウエルのチェック柄でフランネル地のセットアップで、テーラードジャケットに太めのパンツ。バッグでシルバーのきらめきを少しと靴下のボルドーを差し色にしてみました。

はまじ:やっぱり今年は”赤”なんだね! この前はもっと鮮やかだったけど、深みのあるボルドーも落ち着いていて、でもアクセントになっていいね。

麻琴:本当だね。ジャケットとパンツで使っているグレーが今季のトレンドカラーでもあるんだけど、グレーと赤というのも本当に相性がいい組み合わせ。取り入れやすいのでぜひ試してみて欲しいな。メンズライクなジャケット&パンツの次は、定番のエレガントで華やかなスタイル。でも、今年は足元がちょっといつもと違うんだよね!

 
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