大ごとにするべき?子どもに“モヤっと”したトラブルが発生

 

子育てをしていると、子どもに関するどんな些細ことでも気になってしまい、神経をすり減らしている人も多いと思います。特に気を揉んでしまうのは、保育施設や小中学校など、自分が目の届かないところでわが子がなんらかのトラブルに巻き込まれていないかどうか、ではないでしょうか?

 

そのトラブルがわかりやすい体罰やいじめなどであれば対処の仕方もある程度決まると思いますが、これが「子どものけんかに腹を立てた相手の親にわが子が叩かれた」「保育施設が子ども同士の暴力や仲間外れを放置している」といったように、大ごとにするべきかどうか即座に判断がつかない事例であった場合は、モヤっとしてしまいますよね。

そんな時に頼りになるのが、子どもに起こりうるさまざまなトラブルへの対処法を、法律をベースに導き出していく『子育て六法』という書籍です。本書が秀逸なのは、上述の“モヤっと”した事例を数多く取り上げている点で、子育て中の人たちの心の支えとなってくれるところです。

今回は、多くの親御さんたちが最も気を揉んでいるであろう「いじめ」に関する“モヤっと”した事例について書かれた部分をご紹介します