1年前から当時小学6年生の息子を連れて、カナダに移住した40代エディターが執筆。子供が中学生になり、新たに始めた習い事「KUMON(くもん)」を日本との違いとともに紹介します。

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カナダで「KUMON(くもん)」を始めた中学1年生

KUMONでもらったバッグ。

小学生のときは宿題がまったくなく(先生の方針による)、のびのびと、子供らしい生活を担当していた息子ですが、9月に中学生になり、少しずつ「課題」と呼ばれる宿題のようなものが出るようになりました。

ELL(留学生向けのクラス)では英語の意味を調べて例文を作成するような、いわゆる宿題らしいものもありますし、ほかのクラスでは、パソコンやタブレットを使ってパワーポイントでプレゼンテーションをつくるようなものまであります。

今のところ、そのような課題も楽しそうにやっていますが、こちらにいる期間が長くなればなるほど、本人は「もっと英語が分かるようになりたい」と感じているようです。きっと、英語で不便を感じることがあるのでしょう。

そんなこともあって、KUMONに通い始めることにしたのです。
とはいえ、実はKUMONに通わせたいと思い始めたのは、約1年前のこと。カナダに来て結構すぐのことですね。息子と同じ小学校に通うママ友から「とても良い先生」だということを聞き、その存在を知りました。

すぐに問い合わせたものの、当時は定員がいっぱいでキャンセル待ち状態。その後、入れるようになったのは野球が忙しい春夏だったので、タイミングが合わず断念……。秋冬になり野球が落ち着いてきたので、やっとスタートすることができました。
 

日本とカナダのKUMON(くもん)、何が違う?
違い① 教科


日本のKUMONには通わせたことがないので、詳しくは分かりませんが、日本は算数(数学)、国語、英語ですよね。カナダのKUMONは、算数とリーディング(英語)です。

リーディングのクラスを取ることにしましたが、英語の語彙、読解力などが鍛えられるそう。息子はスピーキングやリスニングはカナダに来た当初よりもだいぶ伸びたように思いますが、リーディングとライティングは苦手なので、そこを磨くには良さそうです。
 

違い② 料金


日本のKUMONは、1教科1万円未満で受けられるようですが、カナダでは教室によって多少違いがありますが、1教科150ドル以上(1カナダドル108円として16200円)。

 
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