良かれと思っていた「自分ルール」にストレスを感じたら?

 

どんなに疲れていても、自分や家族の夕食は手作りする。仕事で最高のパフォーマンスを発揮するため睡眠時間を9時間は確保する、など。とても素晴らしい心掛けですが、そうやって自分で立てた「ルール」に固執するあまり、ストレスを感じている人は多いのではないでしょうか?

誰にも迷惑が掛からないのにやめられない。やめると悪いことが起こる気がして怖い……そこまで心が強張ってしまうと、自力でほぐすのは至難の業でしょう。そんな時に手に取ってほしいのが、防災本で有名な草野かおるさんのコラム集『60歳からは「自分ファースト」で生きる。』です。

 

本書において、草野さんは人々に負担を強いている「常識」や「思い込み」の数々を、軽快な筆致で一刀両断。特に、自分ルールに固執して身動きが取れなくなっている人には、自分を客観視する良いきっかけとなり、読んだ後は心がスッと軽くなるでしょう。

もちろん、タイトルにあるような「60歳から」でなくてもしっかり心に響くはず。今回はそんな本書の一部を抜粋してお届けします!

前回記事
私たちを苦しめている常識は「垢」でしかない!人間関係の垢を洗い流したい時の考え方 >>