スタイリスト福田麻琴さんが、今気になる海外マダムの着こなしをチェック! 今回は今季トレンドカラーでもある「赤」を取り入れた秋冬コーディネートをご紹介します。

MAKOTO’Sコメント 

クリスマスだから? お正月だから? なぜか赤ってこの時期に着たくなりませんか? 実はこの秋冬、トレンドカラーにもなっている赤。情熱的であたたかみがあって人をハッとさせる色。強い色だからこそ、サラッと着ている人を見かけると素敵だなぁと思います。大きな面積で? それともまずは小さなアイテムから? マダム達の赤の取り入れ方、参考にしてみてください。

フェミニンだけどハンサムな、
赤いワンピースが印象的!

「ハッとするような赤のワンピースを纏われているこちらのマダム、不思議と“可愛い”より“ハンサム”な印象が残るコーディネートです。アウターにチェックを持ってくることで、赤の強さとワンピースのフェミニンさを上手く調和させています。レイヤードしたのか元々ついているのかわかりませんが、首元の白が効いていて、モダンな印象に。俄然、赤いワンピースが欲しいっ!」(福田さん)


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コーデに迷ったら
まずは「黒」に合わせるべし!

「強すぎるかも、合わせるのが難しいかも……赤に対してそんな印象をお持ちなら、こちらのマダムが全てを解決してくれます。ただただ黒に合わせる。足したり引いたりの駆け引きなし、これといったレイヤードもなし。何も難しいことはありません。赤のビッグニットに黒パンツを合わせ、小物も黒で揃えるだけ。気にするのは赤ニットの選び方だけ。ビックシルエットのこんな赤ニットなら、ますますコーディネートがラクになりそうです!」(福田さん)


「赤いコート」が引き立つ
ミニマルコーデ

「面積の大きいコートに赤を持ってきたこちらのマダム。だけど、そのバランスたるやさすがです。印象に残りやすいアウターの赤だからこそ、合わせるコーディネートはシンプルイズベスト。Tシャツに黒パンツの何気ないコーディネートが、このコートの出現によりなんとも特別なコーディネートに。やはり大人のコーディネートで重要なのは引き算なのでしょうね」(福田さん)


「赤×ボルドー」が洒落てる
グラデーションコーデ

写真:Claire Guillon/Camera Press/アフロ

「赤のジャケットにボルドーのスカートを合わせたグラデーションコーディネート。こんな風に主役に赤を持ってきてグラデーション配色にすれば、華やかだけど大人っぽいコーディネートが完成します。やっぱり赤は元気が出る色なので、エネルギーが足りない時、もっと前向きになりたい時、力を発揮してくれる色だと思います。自分の気分や足りないものを補うために色を選ぶというのもファッションの面白いところですね」(福田さん)

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トップスはシンプルでOK、
赤いチェックパンツってやっぱり可愛い!

「なんて可愛いチェックパンツ! 私はこの手の派手ボトムに黒のコンパクトトップスという組み合わせが大好きなんです。靴やバッグは黒でまとめて統一感のあるコーディネートに仕上げつつ、サングラスは赤で全体に使っている色数は少なめです。スペシャルなアイテムではありますが、こんな組み合わせなら挑戦できそう。手持ちのチェックパンツを引っ張り出してみよっと」(福田さん)


フレンチシックに着る
「赤いパンツ」が素敵!

「モノトーンに赤を効かせたシックなコーディネート。パンツは裾が絞られた、どちらかというとスポーティなイメージの赤パンツ。そこにツイードジャケットやボーダー、バレエシューズなど、フレンチシックに欠かせないアイテムをオン。胸元のコサージュやリップも含め、モノトーンと赤のバランスがたまらなく素敵! 私もデイリーなコーディネートにコサージュを上手に使えるようになりたいなぁ」(福田さん)


「赤×パープル」
大胆な配色も楽しみたい!

「真っ赤なコートに真紫のワンピース。こういう大胆な配色ができる、そして似合うのがマダムファッションの楽しいところでもあります。赤いアイテムをコーディネートする時、攻めの色があるだけになんとなく合わせる色は保守的な白、黒になりがちですが、あえて思い切った配色をすることでファッションの楽しさに深みが出そうです。来年は私も“色”を着るぞ〜!」(福田さん)


ニット、ワンピース、パンツ……おしゃれマダムのさまざまな「赤」の着こなし、どれも目を引きますよね♪ 赤が着たくなる年末年始、コーディネートのヒントにぜひ!


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編集/出原杏子


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