私も夫も西日本の生まれ。食べ物の好みは、そりゃ人ごとにいろいろですが唯一意見が一致するのは、うどんの出汁だけは関西風がいちばん、と信じてやまない点です(蕎麦つゆは圧倒的に関東風が好きだけど……笑)。しっかり出汁が効いていれば味付けは薄ければ薄いほどよろしい。そのほうが具材の味が生きるよね? そんな感覚をメイクで実現したらこんな感じ。それが今週のお助けコスメです。

 


大人ならではの迫力が減らせる! 魅せたいチークが引き立つ! 目元をミュートするといいことだらけ


以前の記事でモード界で脱色眉のトレンドがきている話を書いたのですが、いよいよケイトがめちゃくちゃ使いやすい眉マスカラを日常使い用に開発してくれた模様。それどころか、同時発売で「色のほぼ無い」アイシャドウパレットまで出してきました。いつも言っているのですが、ケイトの商品には世間のビューティの空気感をズバリ捉えたトレンドメッセージが隠れているので、常にチェックしていて損はありません。今回のメッセージは……2024は目元の気配を消すべし、そういうことですね?

 
眉マスカラもアイシャドウも日本人の多くの方の肌そのまま、そんなカラーリングかと思います。アイシャドウは上2色はマットな質感ですが、しっとりしたマットなので「パールが入っていないと不安」という方も受け入れやすいと思います。右下のギラギラは好みが分かれるかもしれませんが、左下のほのかなキラキラはラメほど光らないので大人も使いやすいはず。
aをアイホール全体につけたあと、bで上下まぶたに囲み目塗りしました。最後に涙袋にcを。ラメに頼らずパレットの中のいちばん明るい色で涙袋メイクすると、ギャルみたいにならないので、最近個人的に気に入ってやっているテクニックです。
左:ベースメイクのみ。中:眉とアイシャドウに今回のベージュのお助けコスメ2品を使用。眉尻をいつも通り書き足しました。右:さらにピンクチーク、リップを塗った状態。

目元をベージュで抑えると顔色が悪く見えるかと思いきや、むしろ血色が良く見えてくるの不思議ですね! アイシャドウは色無しとはいえ、しっかり仕事しています。きちんと香るお出汁の役割を果たしていますよね。

直射日光でも撮ってみました。眉の透け感がよく分かりますね。目元を控えめにしたぶん、チーク・リップの赤みが自然だけどしっかり生きてきます。

メイクしないとあからさまに手抜き感が出てしまうけれど、メイクをしっかりすると謎の迫力が出てしまう40代。でも、この2品はしっかりメイクした上で「抜け感」が出るという点にとても惹かれました! チークが好きな方、華やかなカラーのリップを塗りたい方、ほっこりしたくはないけど柔らかいカラーのお洋服を着たい方、そんな方にとてもおすすめです。よろしければお試しになってみてください。


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