参拝で大事なことは、神仏への●●と●●

 

参拝の決まりやルールはないと申し上げましたが、マナーはあります。
マナーとはまず他の参拝者や社寺の職員の方々に迷惑をかけないようにする人としてのマナーがありますし、神仏に対するマナーもあります。

神仏に対するマナーは、敬意と感謝です。(これが見出しの●●に入る言葉)
敬意をあらわす動作がお辞儀で、感謝をあらわす動作が合掌です。

また、ルールはありませんが、多くの人がしている慣習はあります。「このように参拝してください」と境内でかんたんにご案内されていることも多いですね。もし参拝方法がご案内されているなら、その通りにされてください。
 

 


神社参拝における近年の慣習は、参拝前に手を洗い、おさいせんを入れ、深くお辞儀を2回して、拍手(かしわで)を2回打ち、お祈りをして、深くお辞儀を1回して参拝完了です。出雲大社や彌彦(やひこ)神社など一部の神社では拍手4回です。

ただ「こんな参拝方法は禁止」など罰則はありませんので、周りと同じやり方をしないからダメ、もありません。

他の参拝者や職員の方へのマナーにお気をつけいただければ、お辞儀を3回以上しようと、拍手を3回や5回以上打とうと、特に問題とはされないでしょう。

大事なことは、手を合わせ、神仏に敬意をもって頭を下げることです。

あえて皆さまにお伝えすることがあるとすれば、御朱印です。御朱印をいただかれるのは良いのですが、いただく前にまず参拝して神仏にご挨拶されてください。これもマナーのひとつですね。