白って200色あんねん、の某名言みたいな話になりますが、日本語には雨を表す言葉が400種類あるとも言われているとか。それだけ雨が身近で水に恵まれた気候だからなんでしょうか、化粧水をこれほど好むのは日本人に独特のスキンケア習慣だそうです(外資系ブランドでも、化粧水だけは日本の研究所で開発していることが実は少なくありません)。実際のところ、化粧水にしか叶えられない保湿感って確かにありますよね。ベタベタせず、さらっぷるっとした重すぎない「うるおい」。なんとそんな感覚を髪でも味わえるヘア用化粧水が登場。今週のお助けコスメはこちらです。


休息美容シャンプー「メルト」シリーズの隠れ名品。夜寝る前もいいけど朝使うのにも満足!


「メルト」は、この春デビューの新しいシャンプーブランド。話題のブランドなので、ドラッグストアやバラエティショップですでに見かけたという方もいらっしゃるかもしれませんね。「休息美容」がコンセプトで、現代社会で髪がうけるさまざまなストレスから髪と心を休めて美しくなってほしいという願いが込められているそう。主力商品のシャンプーやトリートメントはもちろん、シャンプーに混ぜて使う「炭酸パウダー」の心地よさも人気になりそうで注目なのですが、プレス発表会でいただいてから半月ほど使ってみて密かに夢中になっているのが、同時に発売となった「髪の化粧水」なのです。

基本は洗髪後タオルドライした髪になじませてからドライヤーで乾かす使用法なのですが、リリースによると乾いた髪にも使ってOKとのこと。寝起きにどうしても絡まりやすくなっているブリーチ髪を朝ほぐすのによさそうと思い使ってみたら、これがとっても◎だったんです。

質感は、顔用とろみ化粧水そっくり! 香りはヘアケア製品にしては少し抑えめで大人っぽい感じ。もちろんオーガニックほどではないのですが、天然精油を一部ブレンドしているからでしょうかナチュラルで落ち着く香りです。手ぐしで毛先を中心になじませます。
なじませた部分がサラサラになるまでドライヤーで乾かします。ガビガビに絡んだ髪もたっぷりの化粧水で指通りよく変化。
仕上がりです。従来のアウトバストリートメントだと、油分や重めのシリコンでベタっと仕上がるのが不満だったのですが、化粧水というだけあり、ツルツルだけどふわっと軽いのがとても良いです!

ちなみに、前回ヘアサロンに行って金髪ブリーチ状態の髪にダークカラーを入れました。そこから、なんとか色を持たせたい子どもの入学式出席まで、3週間ほど。いつもなら、ムラサキシャンプーで補色ホームケアしてもそろそろ色持ちが限界で、毛先を中心に金色に輝き始める頃なのですが、ご覧ください! まだ色がキープできています。すごくない? 私のような「ブリーチ・オン・カラー」の方、レッド系などの落ちやすいカラーに染めている方、白髪染めの方にもおすすめかもしれません。よろしければお試しになってみてください。

 


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