フリーエディター有田麻奈美 「日々丸かじり」

2016.8.20

玉ノ井部屋の朝稽古、ごっつぁんでした!

「大相撲九月場所」が、9月11日から両国国技館ではじまります~~。昨年は足しげく通った両国国技館。いろんなことが新鮮で楽しくて、入り待ちとか出待ちまでしちゃったりして、韓流の本領を発揮したこともしばしば。会う人ごとに相撲体験を熱く語っていたところ、「朝稽古に行きませんか?」と素敵なお誘いがありました。うれしすぎます❤ドキドキ。

特大ちゃんこ鍋と同じく、立派な体格のお相撲さんに挟まれることで、生まれて初めて憧れの“めっちゃ小柄さん”になったズルい私! まぁ不思議。向かって右側は入江(いりえ)さん、左側は宝龍山(ほうりゅうやま)さん。みなさんケガに気を付けて、早く幕内に上がれますよう応援しますね!

東京・大阪・名古屋・九州に部屋を構える玉ノ井部屋は、元大関・栃東が親方。先代(元関脇・栃東)の故郷である福島県相馬に合宿所もあります。私が朝稽古を見学したのは、まだ涼しい季節のこと。朝8:00にコンクリート3階建てのモダンで立派な東京玉ノ井部屋を訪問したのですが、稽古はかなり前からはじまっていたようです(6時ぐらいにはスタートするみたい)。邪魔しないよう静かに稽古場に入り、先代や親方と同じ一段高い“上がり座敷”に座ります。

正面にある土俵の周りでは、力士たちが四股、鉄砲、また割り、すり足の“4大相撲基本運動”を黙々と繰り返していました。ダンベルを持って負荷を掛けたり、紐を使ってストレッチする力士も。みなさん、筋肉がすっかりあたたまっているようで、身体はほんのり赤く、汗が滝のように流れ落ちていましたよ。

 

“ぶつかり稽古”の段になるとバチーーン、ゴツンというすごい音が稽古場に響き、息を呑むほどの迫力です。受け身を取って砂だらけになる力士、小傷から出血する力士もちらほら……。かなり痛そうだなぁ。ケガしちゃいそうなくらい、ひとつひとつのぶつかり合いが本気で真剣です。

稽古見学は1時間ほどですが、その間はもちろん私語は厳禁。先代や親方の激が飛ぶ、ピンと張り詰めた空気に私たちも緊張マックスで、出していただいたお茶を飲むタイミングすらつかめませんでした。
稽古が終わったら、土俵を掃き清め、四方の壁や鏡を拭き、磨き上げます。これも稽古の一貫、全身を使っての良い運動になっているんだなぁと感心。見習わなくっちゃ・・・・!

さて、この日は見学の終了後、玉ノ井部屋の特製ちゃんこをご馳走になりました! ちゃんこは1種類ではなく、とくに玉ノ井部屋のレパートリーは豊富なのですが、この日はイチオシのあっさりした『塩豚ちゃんこ』。具だくさんで栄養満点、コクのあるお出汁にはスルメイカも入っているそうです。

厨房は本格的なレストラン仕様。業務用冷蔵庫や業務用の調理器具がびしっと揃っていて、ちゃんこ番の力士たちがまわし姿のまま、大量の料理を手早く作っていくのです。すごいわ!
中央にいる方が、ちゃんこ番のリーダー「ちゃんこ長」の磯東(いそあずま)さん。ちゃんこをつくっている鍋は、合羽橋でしか見たことがない直径45cmの巨大鍋ですが、力士さんに挟まれると普通の家庭用のお鍋に見えてしまいます。あら不思議。

玉ノ井部屋の稽古見学については、ホームページをご覧ください。また、稽古見学を一般に開放している相撲部屋もいくつかあるようです。知らない世界をちら見できて、とっても楽しかったので、みなさまもぜひに~♪