2015.3.4

こじらせたまま大人になってしまった方へ

明らかに何かをこじらせたまま不惑を迎えてしまった編集部・大森です。

今日は、書店で目が合い、取り上げられている作品ラインアップを目にし、即買いを決定した本の紹介です。

□イン・ハー・シューズ
□ゴーストワールド
□放浪記
□ベティ・ブルー
□ブルーバレンタイン
□桐島、部活やめるってよ
□(500)日のサマー

……などなど。

私が妙にハマってしまった作品たちがギッシリ詰まっていました。序章に筆者の真魚八重子さんが書いていますが、取り上げている映画のラインアップは「自己愛、情緒不安定さ、孤独、恋愛の苦しみでもがいている女性たち。自分自身の欠点を見せつけられるようでつらい、スクリーンに自分の真の姿が映ってしまっている映画」とのこと。

どの映画も「オンナってこういうところあるよねー。ものすごく面倒くさいよねー(もちろん自分も含め)」と思う女性たちが出てきます。共感できるキャラクターばかりではなく、自分のイヤな部分をデフォルメされているようなキャラクターも登場しているはずです。

「自分自身の姿は客観的に観られなくても、映画なら追体験できる」と真魚さんも書いておられます。紹介されている映画を先に観るもよし、映画を観てから、この本を読むもよし。何かに漠然とモヤモヤしている方のモヤモヤ解消にオススメの一冊です。

ちなみに、個人的には(本書では紹介されていませんが)DVDリリースがはじまった『アデル、ブルーは熱い色』が、この種の映画の中で昨年いちばんガツンと響きました。ゆえに、劇場に二度足を運んだ次第です(上映時間、約3時間!)。公開当時は、濡れ場がすごい同性愛映画として話題になってしまいましたが、何かにもがいている方、もがいた経験のある方は是非騙されたと思って観てみてください。