すっかり寒くなり、冬グルメの数々がおいしい季節になってまいりました! もういろいろ食べてみたくって堪りません! 11月上旬、越前かに解禁日を迎えてにぎわいまくっている北陸へ向かうことにしました。今回は金沢をスルーして、「ふぐ」と「かに」の贅沢2本柱をコンボでいただける「福井県」を訪問することに。

北陸旅①<br />若狭ふぐと越前かにのグルメコンボ@福井_img0
乗ってみたかった北陸新幹線「かがやき」で向かいます。ブロンズラインがシックでゴージャス。全席指定で快適です。

さて、福井県は東方神起のコンサートで1回訪問しただけ。秋吉のやきとりとヨーロッパ軒のソースかつ丼を食べたことはありますが、ハイエンドグルメは初めてです。
知らなかったのですが、福井県はとらふぐの養殖がとても盛ん。ふぐ養殖地の北限であるココでは、雪解け水の影響で水温が低い期間が長いので、身がしまってうまみがたっぷりのとらふぐが育つのだそう。
ふぐの養殖と民宿を兼業されているところも多く、自慢のとらふぐをいただくことができるんだそうです。

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北陸旅①<br />若狭ふぐと越前かにのグルメコンボ@福井_img4

今回はお食事だけもOKの海辺の宿「長兵衛」へ。冬はふぐ&かにがもちろんイチ押しですが、夏はテラスでバーベキューもできてファミリー客に人気なんですって。

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福井県の冬グルメの数々をいただいた後に、若狭ふぐの刺身が登場! ねっとりとしてほんのり甘い若狭ふぐのお刺身を3枚ずつ、がばっと大胆にいただきます。と、ついに真打の越前かにが降臨!!! ほかほかで巨大です!!!

ブランドかににはマストのタグには、採った漁船の名前も記されていました。黄色のタグ=越前がに(福井県産ずわいがに)、水色のタグ=加能がに(石川県産ずわいがに)、緑色のタグ=間人がに(京都府丹後半島産松葉蟹)などなど、タグを見れば出身地も一目瞭然。また、かにに付いている黒い粒々は、輸入品にはない国産の証しなのだそう。

裏返して、内側に足を折り、はさみでカットします。よいかには身が詰まっていて、するっと取れて、食べやすいのだそう。

こちらの越前かには、福井県の塩を入れたお湯でゆでたばかりの熱々を提供。身離れも大変によくて、蟹酢なんてつけず、そのままか蟹味噌をつけていただきました。しばし無言・・・・・・。おいしすぎる。贅沢すぎる。

毎日食べられるような値段ではないし、とても希少で贅沢な「越前かに」ですが、北陸各県では食育として、学校給食で越前カニが登場することもあるそう。もちろん、食べ方のレクチャー付きです。地元の名産品について、子どもたちが理解を深めることができるのって、とってもいいことだなと思います。それにしても羨ましい。私の子ども時代の給食といったら・・・・謎のメニューばかり。

「若狭ふぐ」も「越前かに」も11月にはじまって来年3月まではおいしくいただけるそうなので、機会がありましたらぜひに。翌日は、越前かにで大賑わいの漁港へ向かうことに。お取り寄せもできると聞き、ワクワク。――続きます。