福井県グルメの数々、堂々たる越前かにや繊細な若狭ふぐに酔いしれた夜が明け、翌朝は早朝から敦賀港へ向かいます。

11月6日には越前かに漁が解禁。船が帰港した11月7日の初競り以降、賑いまくりの敦賀港に隣接しているのが「相木魚問屋」です。じつは戦後間もない頃、厳選した“かに”を東京築地市場に提供し、“越前かに®”としてブランド化し、大切に育ててきたのがこの相木魚問屋なのだそう。

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店舗の真向かいには、“かに加工場”があり、大きな釜が並び、つぎつぎと越前かにがゆで上げられ、朝から大盛り上がりでした。地元のマダムがセイコガニを箱買いしたり、京都ナンバーの大型メルセデスを操るムッシューが立派な越前かにをチェックに来たり・・・・・・。私たちは次の予定があるので買い物はできなかったのですが、オンラインショッピングもできるそうで、せっかくだから今年の年末年始は贅沢カニパーやっちゃう?? と密かに計画中。

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“越前かに”ならどれも美味しいのではなくて、身の詰まり具合や味噌にはもちろん個体差があるわけで。相木魚問屋ならではの長年の目利きとこだわりの仕上げが“越前かに”たるクオリティをキープ。昨夜いただいたのと同等サイズのプレシャスな越前かにはもちろん、地元の食通がこよなく愛するセイコガニもいろんなサイズがありました!

 

ゆで上がったばかりのセイコカニの内子と外子をちょっぴり試食させてもらいました。足を内側に折ってから解体を始めるのは、大きな越前かにと同じ。内子は濃厚ですが爽やかさもあり超美味でした♡ 内子と外子をいただいたら、足をちゅうちゅうするのがもれなく美味しい食べ方なんですって。

福井グルメは、ほかにも数々あって、昆布とかソースカツ丼とか水羊羹とか・・・・・。またしても長くなってしまったので次週、福井グルメを駆け足でめぐりながら、今回の旅でいちばん感動した「人道の港 敦賀ムゼウム」へ。思い出しただけでも涙が出てきます。日本だけじゃなく、世界でもかなりきな臭くなってきた2017年冬、ここを訪れることができたことに感謝しつつ続きます。