昨秋、日本で開催されたローンチイベントで出会い、即購入を決めたKronaby(クロナビー)。何よりも魅力的だったのは、こんなにもクラシカルでエレガントなデザインと、スマートフォンに連動した現代的な機能性が共存していたこと。このクオリティにして中心的な価格帯が5〜6万円代だったというのも、買いやすく、背中を押してくれた気がします。
実際に使ってみると、いちばんのメリットは、スマホを手放せない自分から解放されたことかもしれません。平日は娘を保育園に預けているので、一緒にいられる時間はできるだけ集中して向き合おうと心掛けていますが、やはり仕事の連絡が気になり、ついスマホから離れられない状況に。時間が知りたくてふと覗いた時にも、色々な情報や通知が目に入ると、つい気を取られてしまったり・・・。でも、この時計をするようになり、自分の欲しい通知だけをキャッチできるように設定してからは、スマホは手の届かないところに置き、きちんと娘と向き合ってあげられるようになりました。また、とても便利なのが「スマホを探せ」という機能。時計のボタンを押すとスマホが鳴って居場所を知らせてくれるので、バッグが大きかったり、娘がどこかへ仕舞い込んでしまったりした場合も、すぐに見つけられます。
世の中には、スマートウォッチとして、もっと多くの機能が搭載された時計もありますが、クロナビーのいいところは、機能の数が絞られていることなのかもしれません。イベントでメーカーの方が「これは、“スマートウォッチ”ではなく“コネクトウォッチ”です」と話されていて、その時はあまりピンときませんでしたが、使っているとその感覚がわかるように。なんでもできる"スマート"な時計ではなく、外の世界と必要最小限だけ繋がる“コネクトウォッチ”。もともとガジェット類の扱いがそれほど得意でない私には、これくらいがちょうどいいバランスなのかもしれません。
CREDIT:
(着用のカット)
トップス、パンツ/エンフォルド
シルバーバングル、パールリング/ララガン
エタニティリング/デビアス
(時計とリングのカット)
リング/ヒロタカ
PROFILE 佐藤果林さん
ファッションを主軸とするPR会社に、立ち上げの頃から10年間在籍した後、2016年よりフリーランスに。ファッションをメインに、フードやビューティといったライフスタイル全般のPRを手掛ける。プライベートでは1歳になる女の子のママ。Instagram:@karin_sato