さっそく旅の続きです。富山県高岡市といえば、約400年の歴史を誇る高岡銅器の生産地だそうで・・・・・・。トランプ夫人に贈られた“自由に折り曲がる錫(すず)のバングル”や肩凝リストに人気のマッサージアイテム“コリネット”は「株式会社ナガエ」のヒットアイテム。私もコリネット2種類を数年前から愛用しています。『おお、ここなのかぁ〜』と高岡に到着して、ちょっぴり懐かしい気持ちに。でも鋳造のなんたるかや大変さはよくわかっていなかったのですが・・・・・・。

今回訪れたのは「ナガエ」ではなく、錫製の曲げられる“KAGO”や真鍮や錫などのモダンな風鈴など、数々のヒットアイテムで知られる「能作」。2017年春に移転し、完成した「能作」の新社屋では、ワクワクの工場見学に始まり、鋳造体験ができて、さらに美味しい食事もいただけるそう。

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おしゃれですがほっこり温かみも感じる新社屋入り口には、真鍮のプレートがあしらわれておりました。向かって左側のガラス張りの所は、ショップとカフェになっています。それほど込み合うこともなく、いい感じの間隔で個人客や観光バスがやってくるので要所要所をゆっくり見ることができました。※見学や体験は要予約です

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入って正面にあるのは、2フロアをぶち抜いたガラス張りの「型コーナー」。これすべて現役の型だそう。ぱっと見てすぐわかるところでは、“たい焼き”“ディズニーランドのプリンセスの冠”なども。作るものに合わせて、職人さんがここに型を取りにくるそう。型の色がさまざまでカラフルなのは、型のメーカーごとに色分けされているからなんですって。
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ふと足元を見ると、床には真鍮で表現された巨大な日本地図が。はじからはじまでだと、日本ってかなり大きいんだなぁとしみじみ。光りすぎない真鍮の金色って落ち着いていてよいなぁと思ったり。
富山県の形のスクリーンに次々と浮かび上がるプロジェクションマッピング! 踊り跳ねる白えびを見ながら、絶対、今夜食べなきゃと密かに誓いましたよーー。その横には、「能作」の社員さんが足で集めた“リアルガチでおすすめ富山観光情報コーナー”も。100カ所のおすすめスポット、全制覇してみたくなります。
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カフェの奥には“NOUSAKU CUBE”という一角が。錫のプレートを一枚ずつ貼ったそうでこの壁1面でかなりの金額がするそう(錫は金属としては高額なんですって)。  
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ミニギャラリーのようなスペースでは、この時は和紙にまつわる展示や和紙を使った風車のワークショップなどを開催。素敵な和紙の暖簾をぐいっと強引にこじ開けてぱちり☆

続きます。