毎年、この時期にフェス装備の見直しをする編集部・大森です。なぜなら、4月末にはアラバキ ロックフェスティバルが開催されるから。このフェスを皮切りに、私のフェスシーズンが始まります。

昨年、ハードシェル ジャケットをパタゴニアで新調し、かなり快適だったので、今年はシューズを新調することに。というわけで、一日中でも時間をつぶせる夢のお城、新宿のL Breathへ。

通常は男子が萌えると言われている“ヘビーデューティ”アイテムにトキメキを覚える私。「形態は機能に従う」……というデザイン界において有名な言葉がありますが、山グッズもそれに通じ、機能→デザインの順で商品と向き合わなくてはなりません。日常の靴は、デザインありきで機能面(履き心地?)はそこそこに瞬発力で購入を決めるのに……こと、山グッズを選ぶ私は自分でも驚くほどにストイック!

というわけで、気になっていたブランドの新作をどんどんピックアップし、履いたら、店内にある擬似山道を歩きます。石の上で足はブレないか、下り坂でつま先は痛くならないか……などをチェック。


と、いうわけで、熟慮の結果、ノースフェイスのWRECK MID GTXを購入。スタッフの方曰く「足にフィットすると、実際の重さとは関係なく軽く感じるんですよ」とのことで、これがいちばん足になじみ、どこまででも歩けそうな感覚があったから!
そう、不惑も過ぎたというのに、私の戦闘靴は、ルブタンでもなく、マノロでもなく、ノースフェースのトレッキングシューズに決定したのです。この戦闘靴で、私は今年いくつの山を登り、いくつのフェスに参戦するのでしょうか?

タイトルは10年前に公開されたキャメロン・ディアス主演の映画『イン・ハー・シューズ』のキャッチコピーにちなんでみました。なんだか“靴”って、オンナの生き様に重ね合わされることが多いですよねっていう……。
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