皆さま、こんにちは。編集部の柳田です。
仕事柄、普段はよっぽどのことがない限りスーツを着ません。就職する前は、私服で出社できるのもいいなあ、なんて考えておりましたが、むしろスーツは「大人になればよけいに着たくなるもの」だなあと。(尊敬する大先輩も言っておられました)
そして先日、久々にフォーマルなスーツでお客様をお迎えする機会があったのです。ここぞとばかりに"一張羅"を引っ張り出しました。

まさに一張羅(!)のトムブラウンのスーツ。ハイウエストかつ丈短め、ダブル幅が6~7センチと異常に長く、ラペルやネクタイもかなりナローな作り、つまり“ツンツルテン”になっています。ある意味、ヘンテコなスーツなので「どうしたの今日?」と、いろんな人に突っ込んでもらえて会話のとっかかりにもなります。笑

スーツは“オトナの男”にとって、一生付き合っていかないといけないもの、だと思います。(僕がオトナの男かどうかは置いておいて笑)
だから着るときくらいはカッコよく着たい。
ですが、いつも思うのは、やはり普段から仕事でスーツを着なれている人の方が断然“着こなしている”ということ。なんとも言語化しづらいのですが、体のフィット感や雰囲気、仕草なんでしょうか。板についている、というか。

たまにくるフォーマルな格好をしなければならない日に"一張羅"を持っておくと便利です。

だから、というわけでもないのですが、たまに着るときくらいは「心からおしゃれを楽しめる」スーツを着るようにしています。どことなく背筋がピンと伸びるような、少しだけいつもより堂々と歩きたくなるような。

メンズスーツのルールを壊し、トラッドを再解釈したトムブラウンのスーツはずっと高校生からの憧れでした。今こうして、無理してでも買って、ちょっとでも自分の憧れに近づいている気がする、という高揚感がスーツを着ることをもっと楽しくさせているのでは、とも思います。
まだまだ“大人の男”になるために勉強中ですので、みなさま何かお勧めがありましたら教えてくださいね!

CREDIT:
スーツ/トムブラウン ニューヨーク
シャツ/ブラック フリース バイ ブルックス ブラザーズ(この日と同じ
シューズ/トムブラウン ニューヨーク(この日と同じ

柳田 啓輔

ミモレ唯一の男子。鹿児島出身ですがお酒は強くなく、平成5年生まれの昭和顔だと思っていたら最近は大正っぽいと言われるようになりました。学生時代からトラッド、ストリート、モードと、色々と迷走してきましたが、今は社会人として見られる格好を心がけようと、さらに迷走中。ミモレの新人として日々是鍛錬で精進していきます。

これまで紹介したコーディネート一覧を見る