新学年が始まる4月は、子どもたちの学校用品の準備もひと仕事だったりします。
我が家は上の子たちはそれぞれが異なる学校に通っていたため、準備するものもそれぞれ。学校からの手紙を見ながら、あれやこれやと揃えていました。
中学、高校ともなると、新学期だからといって親が用意するものもほとんどなくなります。だから新学期といっても、「学校始まったね〜」くらいの感覚。
上の子たちとひと回りほど離れて生まれたカンは、今年ようやく幼稚園の年長に。入園の時ほどは揃える物もありませんが、でもちょこちょこあります。
その1つが雑巾。
のんびり過ごしていた休日の昼下がり、ふと週明けに提出だということを思い出し、早速取り掛かることに。
クラスメイツのとあるママが「ミシン出すのも大変だから手縫いで済ませちゃった」と言っていたのを思い出し、のんびりついでに、久しぶりに私も手縫いで作ることにしました。
まずはコーヒーを入れ、音楽をかけ、鼻歌交じりにチクチク、チクチク。
・・・ん?タオルって意外と縁が縫いにくい。
あれ?いつのまにか目が粗くなってる・・・?
あれ?あれ??
ため息とともに、ようやく一枚完成。
ふと我に返れば、音楽は終わり、静けさの中。
コーヒーは手つかずのまま冷め切っていました。・・・ちーん。
雑巾一枚縫うのにこんなに苦戦するとは・・・。心穏やかな休日の昼下がりだったはずが、もうおやつの時間も過ぎているし。
娘が小学校の時には、ポケットティッシュ用の刺繍入りポシェットまで作っていたのに。しかもその刺繍は、娘が描いた絵をモチーフにしたもの。愛情を刺繍で表したかのような手作りポシェットでした。
あの頃は、娘の人形のお洋服や髪留めなど、夜なべしながらいろいろ作っていました。
思い起こせば、小さい頃に海外のおみやげでもらった、お気に入りの円錐型のレザーバッグに細々とした手芸グッズやきれいな色の刺繍糸を入れ、それを持ち歩くのが大好きだった私。「まさに私向き!」と、小学校の頃の課内クラブは迷わず手芸部に入りました。
そんな動機はさておき、性に合ったのですね。好きなことには無心で向き合い、結構こだわるタイプで、本を読みながらいろいろ作りました。手芸屋さんに行くのも好きで、生地や糸を見ながら、作りたいものをあれこれ妄想するのも楽しかったな〜。
そんな私が、もはや雑巾を縫うのも一大事って・・・。涙
やらなくなると、本当にできなくなるんですね。
でも、よく考えてみたら、娘のために楽しくチクチク縫っていたのも10年以上前のこと。
その間に生まれたカンの幼稚園グッズのすべては、夫の母が全部引き受けてくれていたのでした!
お母さん、その節は本当にありがとうございました!改めて。
本当に申し訳ないと思いましたが、あまりの肩コリに観念してしまい、二枚目の雑巾はぐるりと縫っただけ。真ん中のバッテンなしで失礼しちゃいました。
先生、本当にごめんなさい。何かに役立つと良いのですが、この雑巾。。。

さて、今日は火曜日ですね。
気を取り直して、楽しく過ごしましょう!笑
Good day!!
Comment
コメント