今週末は夏みたいな陽気になるそうですね。すでにうっすら汗ばむほどなのにもう恐怖しかありません! 汗かくのが超苦手! 
さて、京都ではきもの仲間のお気に入り店に案内してもらい、ついつい買いまくってしまいました。洗いざらい告白をいたしますね……(懺悔気味に)。
 

【井澤屋 四条本店】


以前、こちらで数寄屋袋やぶらぶらを購入したことがありましたが「ここの夏帯が超便利でおすすめです!」ときもの仲間に聞いて再訪。しかも2万円代からの素敵★プライスらしく、買う気満々で入店です~(笑)

シルクに似た締め心地でしかも洗えちゃう“井澤屋の新塩瀬帯”は、袷用の塩瀬風と単衣やゆかたに使える絽織りの夏帯があります。店の奥に現物がずらりと並んでいたのでいろいろ見せてもらい、絽織りの夏帯に決めました。じつは以前、夏の着物の背中にヴィンテージの黒帯が色移りしたことがあったんですーーーー。色を抜くのが大変で大変で。汗と摩擦でそうなることもまれにあるみたい。でもこの帯なら、きっと汗かく真夏だって平気なはずと期待しています! 
金と銀の「露芝に波頭」柄の黒地を購入。ネットで注文する場合は“名古屋仕立て”か“付け帯仕立て”の選択肢のようですが、帯幅を自分で調節できる“開き仕立て”にしてもらいました。夏帯27000円(税込み)+お仕立て代でよい買い物ができて満足💛。

 

【和装小物 きねや】


初訪問です。こじんまりした店構えですが、京都らしく奥に長~く深~く、そこには可愛いものや目を惹くものがギュウギュウに詰まっておりました。帯揚げ、帯締めのほかに袋物がいろいろあるのですが、4人がそれぞれ本気の品定めに没頭。小一時間も滞在しちゃいました~~w

 
最初に気になったのがかなりモダンな配色の“かごめ彩遊び帯締め”。夏帯にも使えるオールシーズンOKの帯締めなんですって(シーズンレス、お得じゃないの!)。なんだか緑が気になる2018春夏なので、こちらを選びました。帯締め13000円(税抜き)。帯揚げもお店のかたのレコメンドでこちらに。緑のポチポチが可愛い💛“麻の葉絞り帯揚げ”は10000円(税抜き)
いろんな袋物があったのですが、ダックスフントみたいな超横長バッグが気になって聞いたところ、どれも好きな布を持ち込み、持ち手は共生地かずらりと並んだ無地かを選んでオーダーできるそう。ネットからも注文できるみたいですが、今度うかがったときは色合わせも吟味して超横長バッグをお願いしたいなとたくらみ中。小町袋特長サイズのお仕立て代20000円(税別) 

 

【伊藤組紐店】


真田紐が有名な組紐店。おひさしぶりの訪問です。基本、帯締めは注文製作らしいのですが、ここでもまたしても「緑っぽいのを見せてください」とお願いすると奥から数本を持ってきてくれました。

 
いちばんトーンが明るくて、ほんのり差し色のピンクが可愛くてこちらに決定。じつは最近、迫力がパワーアップしている私、可愛い気を増量して良い感を演出したい今日この頃です。うろおぼえなのですが38000円(税別)だったかな。やだ、うっかり高いじゃない。でもそれも旅先のお買い物マジックかもしれません。

 

【omo もりたもとこと楽しいきもの屋】


ここは、きもの仲間全員が初訪問。まあるいウィンドウに掛けてあったカラフルで愛らしい帯が気になり、行って戻って入店することに。二部式帯のつくり方講師もしているもりたもとこさんのお店には、インド更紗やウイリアムモリスの布地を使った二部式帯(20000円代~)など普段きものに使える素敵なものがいっぱい。試しに初めて二部式帯を付けてみたのですが、簡単で楽ちんすぎて気が抜けるほどでした。着物諸先輩が手持ちの帯を二部式に作り直しまくっているのもなるほど~納得という感じ。

 
 
二部式に心揺れるも初志貫徹! 最初に気になった作家さんの染め帯は高すぎて手が出なかったのですが、ほっこり系作家・関美穂子さんの届いたばかりの新作にひと目惚れ。いろんな鳥が自由に遊ぶ「河原の鳥」帯は、ちょっとかための芯を入れてもらい、黄色無地が手先とタレ先に来るよう仕立ててもらいました。今回のお買い物でいちばんのオオモノ、20万円代です。


さてさて、超汗っかきの私には苦手な季節がスタートしたし、髪が伸びたので着物のたびに美容院でセットしてもらうのもお金がかかってアレなんですが、やっぱりきものをもっと着なくちゃ(^^♪ と思った次第。

まずは自分でさっさかぴしっと着られるようにならないと……(もはや自分でキレイに着付けられるきもの仲間たちの笑い声が聞こえてきます~~)。