筋トレとプールと原稿に明け暮れた地味なGW。さすがに退屈だったので5月5日、気になるお店をチェックしに益子に向かうことにしました。
 うっかりしていたのですがGW期間中の栃木県芳賀郡益子市では、1966年から続く「益子陶器市・春の部」を毎年開催。春は40万人が訪れるそう(11月上旬に開催の秋の部は20万人の来場者があるそう)。大渋滞なのかしら、凄そう……。

 先日、使わないものや趣味に合わなくなった食器を断捨離し、新しく購入もしたばかりなので“益子焼き狙い”ではなく、にぎわっている場所でGWっぽいことしたい! というのが目的です。

 ざっくり調べると「朝7:00に益子に到着しないと駐車できない」というまとめサイトにぶち当たり、一瞬ひるみましたが、よくよく調べるとあちこちにワンデー駐車場があるそう。駐車場問題はどうにかなるやで、7:30に都内を出発! 10:00には初めての益子に到着しました。土地勘がないので、まずはざっと陶器市を車で流してみます。

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■ 益子陶器市のメインストリート


とにかく人・人・人! こんな感じで道の両サイドには店舗とテントがずらりと並んでいました。年齢層も幅広く、のんびりムードが漂いながらも、掘り出し物を狙うイーグルアイの皆さまでごった返すメインストリート。素敵なかごバッグにおしゃれハット、リネンのカフタンやシャツをお召しの『クロワッサン』系おしゃれマダムとムッシューもあちらこちらに。この坂を登ったところには、巨大な益子焼のたぬきが目印のメイン会場があります。

なんとなく様子はつかめたのですが、この人混みを縫って歩くだけで体力を使い果たしてしまいそう。最近、省エネモードなのでまずは車を停めがてら、メインストリートからは歩いて5分ぐらいの場所にある、そもそもの目的地「pejite」へ向かいます。
 

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■ 益子発祥のお店「pejite」


「pejite」は明治・大正・昭和初期の家具を手直ししたものや益子の器はもちろん、ファッショングッズも独自の視点でセレクト。陶器市期間中はこちら目当てのお客様も多く、家具はほとんどが売約済みに!!

■小さきものから巨大な家具まで

広いっていいなぁーー。心がのびやかになるわぁ。天井も高くてゆったりした「pejite」の店内には家具や雑貨、洋服が素敵にディスプレイされていて、気になるものだらけで何周も回ってしまいました。大きな食器棚が12万円とかで友人は「すごくお買い得!」と興奮。益子焼きの器もさすがに素敵な色・形のものをセレクトしてありましたが、これから陶器市に行くので購入には至らず、メイン会場に戻ります。
 

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■ 陶器市ではテントに注目! パンダが折り重なった超個性的な作品も。
スワッグが人気の「カタル葉」も出店してました。


人気の作家モノはテントに集まっているらしく、いくつかのテント村に立ち寄ります。陶器市の最終日前日とあって、ほぼ売り切れて品物が並んでいないテントもちらほら。シンプルモダン系から伝統民芸チック、プリ可愛系、アーティスティックなど、さまざまな作風があり目移りしまくり。
 

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立派な店構えにひかれて、益子焼らしい作風の「大誠窯」にも立ち寄ります。店の奥に登窯があり、見学もできます。熱かったわ。2階は大作を陳列したコーナー。どっしりした超素敵なすり鉢があったのですが3万円と高額、しかも巨大、手がちぎれそうなほど重かったので諦めました。
 

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陶器市から離れた場所にある「starnet」へ向かいます。こちらもおしゃれ系カフェ&食料品&雑貨店。こちらもスペースがゆったりしていて、あちこちが素敵なんです。豆腐クリームのロールケーキでひと息ついてから、雑貨コーナーをチェック。こちらでは、ずっとほしかったマタタビのザルを購入。
 

いろんな器や工芸品を一度に見ることができ、出店や屋台も多く、まるで町全体が学園祭のようなあたたかみのある賑やかさでワクワクします。今回で様子がわかったので、秋の陶器市も行きたくなってしまいました。さて、益子陶器市愛好家の方がつくったGoogleMAPを公開されていて、これが超便利! ぜひチェックしてみてくださいね💛

>>「わたしの益子陶器市MAP」