筋トレは「三日坊主」でちょうどいい
元自衛隊隊員で、現在は予約の取れないパーソナルトレーナーとして、書籍も出版したCHAZ(チャズ)さん。「『運動は苦手だし……』『続けられるか不安』と思っている人ほど、とにかくゴムチューブをつけて1日5分、体を動かしてみてほしいのです」といいます。
「筋肉を鍛えるためには負荷をかけた反復運動が基本。まさにゴムチューブは筋力アップにぴったり。ゴムチューブをのばしたときに、筋肉が最大収縮することで筋繊維が発達していきます。ただ筋力がアップするだけでなく、ゴムチューブをつけることで正しいフォームがとりやすくなるので、筋肉も正しい位置についてくれるのです」
今までスポーツをやってこなかったという人もゴムチューブなら負荷を自分で調整きるので、筋トレの入門にはおすすめ。
今回は、これから露出の多くなる季節、40代の女性が気になるパーツであるウエスト周りとヒップにアプローチするエクササイズを紹介します。
ゴムチューブでなくても、タオルで代用できるものを選びました。ひとつの動きは1分程度でOK。また、毎日やる必要がなく、3日行ったら1日休むが基本。「三日坊主」でちょうどいい、ということで、気負わずに始めてみて!
ゴムチューブ(タオル)の正しいつけ方
【手首】手首にある出っぱった骨の下くらいにつけます。ゴムチューブ(タオル)はたるみなく張った状態にして。ゴムチューブ(タオル)がねじれたり、平衡でなかったり、手先のほうにずれてしまったりすると、手首の関節に負担がかかり、痛める原因にもなります。
【足首】スタート時の基本姿勢はゴムチューブ(タオル)がたるまないよう、足を肩幅に開いて。ねじれたり、曲がっているとトレーニングの効果が下がってしまうため、足首の少し上の安定感のある場所につけましょう。
くびれに効くトレーニング(上体倒し左右各5回×3セット)
くびれ=腹筋と考えるのはもう古い。下半身にテンションをかけながら、 おなか周りの筋肉に効かせる動きでメリハリアップ。
足首にゴムチューブ(タオル)をつけ、肩幅に足を開く。背筋をのばして両腕を真上に上げ、つま先立ちになる。つま先立ちになることで、体幹を意識しやすくなる。そのまま無理のない角度で左へ上体を倒し、正面へ戻り、右へ倒すをくり返す。上体をまっすぐに戻したときはしっかり止まって。
美尻になるトレーニング(スクワット10回×3セット)
下半身を鍛えることが、全体やせ、ボディラインを美しく整えるための近道。
体の中でも大きな筋肉である太もも~お尻の筋トレから始めましょう。
足首にゴムチューブ(タオル)をつけ、肩幅に足を開く。背筋をのばして両腕を真上に上げ、つま先立ちになる。つま先立ちになることで、体幹を意識しやすくなる。そのまま無理のない角度で左へ上体を倒し、正面へ戻り、右へ倒すをくり返す。上体をまっすぐに戻したときはしっかり止まって。
仕事、プライベート、家事、子育てなど、忙しい毎日の中で、できるだけ手間をかけずにトレーニングしたいのが本音。実は筋肉を刺激したあとは回復を促すためにお休みが必要なので、筋トレは毎日しなくても大丈夫。ズボラくらいがちょうどいいんです!
『巻いて1分動かすだけ 奇跡の7日間レッスン for MODELS』
CHAZ 著 1500円(税別) 主婦の友社
チューブを足に、手に巻いて動かす。ただそれだけ。試したモデルが全員明らかに変わった!
パーソナルレッスンを体験したモデル、全員のカラダが3週間後、見違えた! 変わった! 5REMIXトレーニングって?
検索しても出てこない、予約が取れない、口コミだけが頼り・・・・・・。
モデルや芸能界でも話題の「奇跡のパーソナルトレーナー」CHAZ(チャズ)。パーソナルトレーニングに使われているのが付録の「5REMIXチューブ」。
一見、ピンクでかわいいゴムバンドのように見えるバンドは、強度も硬度もカスタムされた究極の巻いて動かすためのベルト風チューブ。足首に巻いて1分ずつ動かす。両手に巻いて1分動かす。
下半身も上半身も、ありえないほどの効果を発揮するでしょう。
構成/片岡千晶(編集部)
CHAZ(チャズ)
北海道生まれ。元自衛隊習志野第1空挺団所属、在日米国大使館の警備を務めたという異色の経歴をもつ。NYやLAでダンスを学び、数々のコンテストで受賞。ヨガも勉強したのち、“すべての人の「健康寿命」をのばしたい”という思いからパーソナルトレーナーとして本格始動。東京・池袋STUDIOREGALを主宰。現在は口コミが広がり、予約がとれないジムに。http://www.chaz.jp