その時々の自分らしさにフィットする時計選びを・・・ byオーエンス代表、イメージングディレクター 髙橋みどり_img0
これから夏にかけて、ますます使用頻度が増えそうなジラール・ペルゴ。ケースが腕に沿ってカーブしているので、フィット感も良好。ジュエリーは、時計に合わせてボリューム感のあるゴールドジュエリーで統一します。

人生の節目や記念日には、ジュエリーより時計を購入することが多いかもしれません。それくらい時計は大好きで、時を刻むパートナーとして欠かせないアイテム。だからこそ、その時々の自分らしさを表現するものとして、スタイルに寄り添う色やサイズ感、年齢や仕事の立場にふさわしいブランドや価格帯を踏まえて選ぶようにしています。

ダイヤがあしらわれたベダ&カンパニーの時計は、エストネーションを立ち上げた時に購入したもの。お会いする方の幅ができ、華やかな場面に出席することも増えたので、それまではあまり興味のなかったジュエリーライクなものを選んでみました。決め手は、当時はブランド自体がまだあまりメジャーでなく新鮮だったことや、ベルトのしなやかなフィット感。リュクスな印象でありながら、カジュアルからフォーマルまで幅広いスタイリングに馴染んでくれるので、とても重宝しています。

その後、オーエンスを設立して3年目くらいの頃には、これまでとは違う雰囲気のものに挑戦したくなり、ジラール・ペルゴを購入。機械式のクロノグラフでケースの裏側はスケルトン。ブラウンのレザーベルトは、茶系の服が多い私のコーディネートとも相性抜群です。さりげなく存在感を発揮してくれるので、肌の露出が増える夏場などに大活躍してくれます。

そしてもう1本、ここ数年、ふたたび頻繁に海外出張に行くようになったタイミングで購入したのが、SEIKOの「アストロン」。海外に出ても簡単に時刻を合わせられるGPS機能がとにかく便利! 大きめのサイズなので、一見メンズライクですが、白いフェイスとベルトのおかげで軽やかさが漂います。スポーティな表情で旬の気分を添えられるのも、嬉しいポイントですね。

その時々の自分らしさにフィットする時計選びを・・・ byオーエンス代表、イメージングディレクター 髙橋みどり_img1
どちらが好きかと聞かれたら、ジュエリーよりも時計派! 人生の節目といえるタイミングでは、新しい時を動かすつもりで新しい時計を手に入れます。右から、ベダ&カンパニー、SEIKO「アストロン」、ジラール・ペルゴ。

CREDIT:
時計/ジラール・ぺルゴ
リング/ポメラート
ネックレス/ブルネロ・クチネリ
ブラウス/ブルネロ・クチネリ
バングル/ベンナー

アイコン画像

PROFILE 髙橋みどりさん

株式会社Oens(オーエンス)代表、兼イメージングディレクター。テレビ朝日のファッションレポーターを経験後、ジュンアシダ、メルローズを経て、1990年のバーニーズニューヨーク日本進出に伴い、バーニーズジャパン宣伝部ジェネラルマネージャーに就任。その後、ジョルジオ アルマーニ ジャパン広報室長を経て、2000年にスペシャリティストア、エストネーションを立ち上げる 2005年6月にOensを設立。人、企業、ブランドを応援したいとい思いから、ブランドのPR、マーケティング、商品・店舗活用プロデュースだけでなく、原稿執筆、セミナー講師 女性誌や情報誌などさまざまな媒体にも登場するなど、活躍の場を広げている。 また、百貨店・専門店等のMD戦略アドバイザーとして「楽しい売り場づくり」を応援している。http://www.midroom.com/

構成・文/村上治子