大草編集長が読者のコーチングシートを分析!「服が別のところへ連れて行ってくれる」CASE2:小嶋美絵さん②
前回に引き続き、読者の小嶋美絵さんのおしゃれコーチングシート分析会の模様をお届けします。
大草編集長の「おしゃれコーチング」を体験!
未来の自分をイメージしてみると
「優しい」という印象から、「都会的でシャープな」「自立感のある」女性像になりたいと話す小嶋さん。息子さんたちも大きく成長し、第二の人生も模索したいという気持ちになってきたようです。
夕方5時以降の服が分からないんです…
「垢抜けない」「野暮ったい」のが悩みという小嶋さんは「真面目な性格で、服もすべてに調和が取れすぎているのでは?」と大草編集長。甘めのお顔立ちや自分の雰囲気に合う服を自ら無意識に選んでいるのではと話します。その上で、「服を替えたら、その服がまた違うところに連れて行ってくれる」とも。
「そうなんです、私、夕方5時までの服はできるんですが、5時以降の服が分からなくて…(笑)」(小嶋さん)
「そうだね、今の服だと養ってあげたい人が寄ってきそうだけでど、服を替えたら違う出会いがあるかもしれませんね。」(大草)
「そうですね、振り返ればいつも他人が自分に持つ印象と、実際の自分に違和感、ズレがあった気がします」(小嶋さん)
「スタイリッシュさはルールをちょっと逸脱することから生まれたりもします」(大草)。たとえば「フレアースカートではなく、黒の長いタイトスカートに。デニムも普段の自分のイメージとは違うブラックやグレーを選んでみる。黒のTシャツやカシミア・モヘアのニット、大きめのシルバーのバングルもおすすめ」と言います。
普段は黒を絶対に選ばない、Tシャツは5年は着ていないという小嶋さんにとっては、かなり冒険かもしれません。でも「小嶋さんは強くて自立心が高くて、こんなに将来のビジョンが具体的に描けている。服は他人の印象と自分をつなぐコミュニケーションツール。印象が変われば出会いも世界も自然と広がって行くと思いますよ」と大草編集長は結びました。
いかがでしたか?大草編集長監修のおしゃれコーチングシートは、自分のおしゃれが決まらない、スタイルが定まらずモヤモヤしている、そんな気持ちをクリアにし、今後の着こなしの方向性を考えるうえで重要なヒントを見つけることができる画期的なものです。
編集部では皆さんのコーチングシートを分析し、今後の企画に生かして行きたいと考えています。ぜひ、皆さんもトライして頂き、よろしければ編集部までお送りください。詳細は下記のとおりです。皆さまとともに、このおしゃれコーチングも少しずつ育てていきたいと考えております。今後ともおしゃれコーチングをよろしくお願い致します…!
【皆さんのコーチング記事を見せてください】
書籍『自分のスタイルが見つかる おしゃれコーチング mi‐mollet BOOKS Vol.1』のP97~P119にある「大草編集長監修おしゃれコーチングシート」に記入し、スキャンするか撮影して編集部までお寄せください。お送りいただいたおしゃれコーチングシートの中から、記事を掲載させて頂きたいと思います。
<新刊紹介>5月18日発売
『自分のスタイルが見つかる おしゃれコーチング mi‐mollet BOOKS Vol.1』
ミモレ編集部 1500円(税別) 講談社
揺るぎない自分のスタイルがあると、とても生き易く、楽しい。でもそれを見つけるのは難しくて、日々トレンドや体型の変化などに振り回されてしまう…。スタイルのあるおしゃれな人になるには、どうしたらよいのか。ウェブマガジンとして、読者の悩みに寄り添い続けてきたからこそいきついた、ミモレならではのファッションブックを刊行。「紙のミモレが見たい」という読者の熱い声に応えた、待望の書籍第一号です。
【はじめに】白シャツとパール、そして私のスタイル
ミモレの大草直子編集長スタイリングにより、カジュアルからドレスアップまで白シャツのスタイルを見せます。
【第1章】インタビュー スタイルのある人ってどんな人?
・女優・板谷由夏さん
・「マディソンブルー」ディレクター中山まりこさん
・「ボンマジック」故・白井多恵子さん
・「CHICCA」ブランドクリエイター吉川康雄さん
【第2章】スタイルのある女性のリアルコーディネート
・熊倉正子さん
・ミモレ連載スタイリスト 田中雅美、斉藤美恵、福田麻琴、望月律子、室井由美子 スナップ&インタビュー
・おしゃれのヒントは街角にある!「SNAP!SNAP!」総集編
白シャツ、ジャケット、デニム、スニーカー、トレンチコートなど、流行に左右されないアイテム別に、ミモレのスナップの中から、人気のあったコーディネートを紹介します。
【第3章】コーチングシート(32P)
読者自身が書き込むコーチングシート。書き進めながら、最後には自分のスタイルのヒントを見つけられる内容。監修は人気スタイリストでミモレ編集長の大草直子。
構成・文/川良咲子(編集部)
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