ルイ・ヴィトンやセリーヌをはじめ、名だたるラグジュアリーブランドを擁するフランスのLVMHグループ。
先月、パリに旅行した際、現地に住む友人が「子ども連れならLVMHグループが運営している遊園地があるから一緒に行こう!」と誘ってくれたので、行ってみました。

「きっとおしゃれなんだろうな〜」と行く前から私もワクワクしていたのですが、その予想をはるかに上回る遊園地!

入り口にあるマップです。広大な敷地内に、遊園地、動物園、プール、アスレチックなどがあります。まさに子どものためのオアシス。
まず、最初に目に入ってくるのは2階建てのメリーゴーランド。まさに絵本から飛び出してきたようなクラシックで、ゴージャスな佇まい。馬だけではなくキリンやしまうまなどもいます。
メリーゴーランド内のプロペラ機にはさりげなくLVMHのロゴが。ほかに車や電車も。ちなみに、車のシートは革張りでした!
カラフルな飛行機の乗り物。身長が90㎝から乗れる乗り物と、110㎝(120㎝だったかもしれません)があります。さりげないですが配色にセンスが!
本格的なジェットコースターから3歳児が乗れるものまで、4種類も。平日の早めの午後に行ったのですが、どれも並ばずに乗れました。夕方になると、学校や保育園が終わった子どもたちで賑わいだします。
ホットドッグの屋台。提供されるものはオーガニック!お菓子をねだられても寛容な気持ちで買えます。カフェに行ったのですが、そこのカフェラテも美味しかったです。普通に大人がのんびりできました。
鳥が見られるゲージは、中に入ることができますが、外からでもオウムがこの至近距離!普通の動物園のようにあらゆる種類を網羅したり、生態に合わせて、というよりビジュアル優先でカラフルで美しい色の鳥しかいないので見ていて楽しいです。ほかの動物も檻の中とというより公園の一角に住んでいます、という佇まい。
そして園内を歩いていると目の前を大きなクジャクが横切っていくではないですか!他にも動物が園内に放し飼い(笑)個人的には着ぐるみの知らないキャラクターがいるより、よっぽどよかったです。あと、餌を一切売っていないのも大人には嬉しい配慮!
ポニーに乗ることもできます。帽子のデザインも洒落ていて、細部にまでこだわりを感じられます。お土産ショップが1軒あるのですが、Tシャツを買って帰りました。
広大な土地には入場料だけで、お金のかからない立派なアスレチックが何ヶ所にもあります。奥には大きな噴水やプールもあって、夏になると大人気だとか。


まだまだほんの一部ですが、いかがでしたでしょうか?
パリでは地元の子供たちに大人気のスポットらしく、観光客は見る限りほとんどいませんでした。もちろん、我が家の双子も大喜び。
キャラクターがいたり、おもちゃや風船、餌が売ってあると、「あれ買って、これ買って」という子どもとやり取りするだけで疲れてしまうのですが、それが一切なかったのが、本当にストレスフリーでした。
大人に媚びない、ラグジュアリーブランドの美意識が凝縮された、子供の感性を育む遊び場。日本にもあったらいいのにな、と切に思いました。