somigosoさんからの質問
Q. 親密な人とのコミュニケーションになると、
急にどうしていいか分からなくなります。

普段はコミュニケーションにおいて困ったことはなく、周りからも上手なほうだと評価されていると思います。しかし親密な関係性になると、途端にうまくいかないことが多いです。とくに自分の不調や不満を伝えるのが苦手で、伝えると険悪になってしまいます。また普段は機嫌の良い外面しか見せていないため、素の機嫌の悪い自分の見せ方がわかりません。とくに、恋人に対して……。みなさんどのように乗り越えてらっしゃるのでしょうか?(41歳)

特別ゲスト 佐々木圭一さんの回答
A. 素を出すときに
「あなたにだけ」ということを伝えると、
相手に受け入れてもらいやすくなります。

親密な人だと、かえっていろいろ考えてしまうことってありますよね。「自分をさらけだそうか」とか、「さらけ出しすぎちゃダメだ」とか、グルグルと……。
たとえば自分が機嫌の悪いときに

×「私だって、機嫌が悪くなるあるときもあるの!」

とストレートに言うと、何だか険悪な空気になってしまいそうです。そこで、こう言ってみるのがオススメです。

「自分のダメなところも見せられるのは、あなただけなの。他の人には機嫌の悪いところって、見せたことないんだけど」

これは、「あなた限定」という伝え方の技術を使っています。人は、「あなただけ」と言って特別扱いされると嬉しくなり、相手の言葉を素直に受け入れられるようになるものです。自分にとって相手がどれだけ特別な存在かを伝えることで、二人の関係はきっとぐっと深まると思います。
 

PROFILE
  • 佐々木圭一(ささきけいいち)コピーライター、上智大学非常勤講師。博報堂を経て(株)ウゴカスを設立。博報堂入社後、コピーライターの部署に配属されるものの、伝えることが得意でなく、ストレスから1年で15%の体重増に。そこから、伝えることには技術があると発見、人生が変わったという経験を持つ。その技術を綴った著書『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)はベストセラーに。他に『伝え方が9割2』『まんがでわかる 伝え方が9割』がある。 この人の回答一覧を見る
 取材・文/山本奈緒子 

 

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