今、女性の間で密かにブームになっているのが神社やお寺巡り。せっかくなら散策ついでにおいしいスイーツを食べたい!
ミモレの人気ブロガー山根さんもよく訪れている鎌倉に、素敵なスポットがあるとのことで、寺社ライターの大浦春堂さんに紹介してもらいました。
寺社には数百年前から“カフェ”が
![絶景の寺カフェで絶品スイーツをin 鎌倉_img0](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/6/1/450/img_6115972066784198d9b1a383fc5764e4543210.jpg)
営業時間 10:00~16:00 (食事は15:00まで) 無休
神社やお寺の境内、参道には数百年前から茶店がありましたが、最近は参拝者の休憩処だけでなく、社寺に親しんでもらうために新たに開かれるものも増えています。
観音山の中腹に位置する「海光庵」は、長谷(はせ)寺の見晴台の隣にある寺カフェ。窓際の席から三浦半島や由比ヶ浜を一望できる絶景が自慢です。
精進料理の製法で作られた「お寺のカレー」が人気で「自宅でも食べたい」という熱い声に応えてお土産用も作られたほど。「だんごぜんざい」「大吉だんご」など甘味も充実しています。なかでも「てらどら焼き」は丁寧に一枚一枚手焼きしたこだわりの生地がおいしい、パンケーキ風のスイーツ。バニラアイスとイチゴとベリーの手作りソースをたっぷりかけて召し上がれ。
![絶景の寺カフェで絶品スイーツをin 鎌倉_img1](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/f/c/450/img_fc0a76bc2e8edfe889e4af67f5a727ca467120.jpg)
長谷寺は天平8(736)年に開創されたと伝わる古寺。御本尊の十一面観音菩薩立像は、高さ9.18m と日本最大級の木彫りの仏様で、奈良から流れ着いたという伝説があります。境内には源頼朝が厄除け祈願のため建立した阿弥陀堂や、鎌倉・江の島七福神の大黒天を祀る大黒堂など見どころがいっぱい。四季を通してアジサイや牡丹など美しい花々が彩る花の寺としても知られています。
![絶景の寺カフェで絶品スイーツをin 鎌倉_img2](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/2/a/450/img_2a23cdeb0d8eacf883f7d35caeaa537b480249.jpg)
ぜひ、興味を持たれた方は寺巡りとスイーツを楽しんで下さいね!
大浦春堂
寺社ライター。親族にも神社仏閣の関係者が多く、曾祖父は寄進にも熱心だった信仰心の厚い家に生まれる。敬虔な祖父のもと、常日頃から神社仏閣の信仰や生活習慣に触れて育ち、これまでにお参りした寺社は10,000超。大ブームとなった御朱印をはじめ、神社やお寺にまつわる暮らしの本を執筆し、「神社とお寺」周りのガイドで抜群の情報量と知名度を誇る。
![絶景の寺カフェで絶品スイーツをin 鎌倉_img3](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/b/5/200/img_b5a662674c7d580c208690063c17fbda233605.jpg)
『神社とお寺 おいしいお詣りスイーツ』
大浦春堂:著 定価1500円(税別) 講談社
【全国の神社やお寺の厳選スイーツ】
神社やお寺の参拝の際に楽しむことができるとっておきのスイーツを、「神社カフェ・寺カフェ」、「神様のお下がりスイーツ」、「参道・門前スイーツ」、「祭礼限定のお菓子」の4つの章にわけて紹介。老舗の饅頭やお餅といった伝統和菓子から、最近できたおしゃれなカフェのケーキやスムージー、かき氷や焼きもちといった取り寄せ不可の出来たておやつまで、参拝者のためのご褒美スイーツを厳選。
構成/磐﨑文彰(かざひの文庫)
撮影/大浦春堂(山門写真提供・長谷寺)
Comment