明治15年創業、紙の老舗「浅草 満寿屋」

以前、ステーショナリーディレクター土橋正さんに川口社長をご紹介いただいたことから、先日文具イベントお会いした時に、「ぜひ一度会社へ遊びにいらっしゃいませんか?」というお言葉をかけていただき、お言葉に甘えて先日浅草の会社に伺いました。

 

紙好きの間で知らない人はいない、原稿用紙の老舗。

お邪魔した時に目に飛び込んできたのは、応接セットの壁に飾られた、川端康成の直筆の原稿用紙でした。

 
 

思わず歓声をあげると、会長ご夫妻が、満寿屋さんにオリジナル原稿用紙をオーダーした偉人の方々の、直筆入りの原稿用紙やリストを特別に見せてくださいました。

 
 

 

顧客リストは、公式ホームページにもありますが、、すごいの一言。

川端康成、三島由紀夫、宇野千代、瀬戸内寂聴、大江健三郎、浅田次郎、高村光太郎、幸田文、平岩弓枝、阿久悠、なかにしれい、、小山薫堂、、ここに書ききれないくらい数多くの著名な作家、作詞家、放送作家の方々が名を連ねます。

ほとんどの方が、名入りのオリジナル原稿用紙を注文とのことで、数千枚に及ぶものを、ご自宅や執筆中のホテルに届けるそう。

あの名文も、この名文も、、「満寿屋の原稿用紙」から生まれたと考えただけで、胸が高鳴ります。

実は、名入りの「満寿屋の原稿用紙」をオーダーするというのは、私の長年の夢でした。

拙著はまだ10冊にも満たない、著者と呼ぶにはまだ恥ずかしい立場ですが、、会社が5年目に入り、さらに気合いを入れるために記念にオーダーしようと決心した次第です。

 

名入りオーダーは、1000枚から受けてくださるとのことで、2000枚注文。

マス目のデザインもいろいろあるのですが、私は、赤の横長のマスにしました。

先日出来上がったとの連絡をいただき、再度浅草の会社を訪れた時の写真がこちら。

 
 

 

満寿屋の原稿用紙の特徴でもある、クリーム紙は目にも優しく、上質な紙の感触は、万年筆を滑らせるとすぐにわかります。

 

 

最初の1枚は、この、セカンドハウスのライティングデスクで、お礼状を書くことに。封筒も、満寿屋さんオリジナルのものです。

万年筆は、英国の「ヤード・オ・レッド」のバイスロイヴィクトリアン、トープ(グレージュ色)のペンケースは、カンダミサコのもの。

 

 

 

満寿屋の原稿用紙に向かうと、不思議と背筋が伸びて、丁寧に美しい言葉を紡いでいこうという気持ちになります。

もちろんこれまでも満寿屋の原稿用紙は何度も使っていますが、

この、「満寿屋の名入り原稿用紙」マジックの効果は、絶大だということが、あらためてわかり、大満足です。

 

「思い切ってオーダーしてよかった」

 

そして、年内に出版が決まっている次の本の下書きは、この満寿屋の原稿用紙で頑張りたいと、固く心に誓った私でした。

浅草 満寿屋

http://www.asakusa-masuya.co.jp/