【秋へのスイッチ②】「ペリーコ」のフラットをタイツの季節までフル活用
“秋へのスイッチ”をテーマにした今回の特集。一回目は、ハードルが高そうに見えて、意外と難しくなく季節をまたいで着られる「キャミソールワンピース」についてご紹介しました。第二回の今回取り上げたいのは、ズバリ「夏と秋の中間の季節の靴問題」についてです。
「秋靴、まず何から買えばよいのか分かりません。服のトレンドもまだ分からないし、ブーツを履くのにはまだ少し早いし…」
秋はまずショートブーツ、といきたいところですが、確かに9月にブーツは少し早い気もします。NIMUさんの提案は、タイツやレギンスとの相性も抜群な、フラットシューズ。特に人気ブランド「ペリーコ」のポインテッドシューズが秀逸、ということでプレスルームに行ってきました。
シューズ¥52000/ペリーコ(アマン)
アルミ箔のようなシルバーは、春に引き続いてのトレンド色。ゴールドのバックルが加わることで、どんな服やアクセサリーにどんな色がきても合わせやすいです。光沢があっても、ヒール靴ではなくフラットシューズならドレッシーにならず日常使いできます。夏の終わりにはTシャツにデニムやカーゴパンツなど、がさっとした質感のボトムだけのワンツーコーデに、足元で光沢をプラスできると涼しげです。
秋冬になってくると、ウール、コーデュロイなど、よりマットな素材のボトムが多くなってくるので、シャープさと抜け感をプラスできるシルバーのフラットはとても使えると思います。タイツを合わせるなら濃いめのグレーで。薄いグレーを合わせると宇宙っぽくなっちゃうので気をつけて(笑)。
真冬は厳しいかもしれませんが、スリット入りのレギンスを合わせて、甲を出すのもオススメです。
タイツやレギンスなどは、ボトム、シューズと同系の色でまとめるのがトレンドなので、パープルやレオパードの靴ならこげ茶、ボルドーのタイツやレギンスを、ゴールドの靴なら、こげ茶のスリット入りレギンスに、茶系のニットワンピースでワントーンにまとめたりしたらすごくお洒落です!
ブーツの手前の秋靴の話、いかがでしたでしょうか?タイツの色合わせで、フラットシューズも秋口〜冬まで長く着こなしのポイントになってくれそうですね。
次回は、秋いちばんのボトム選びのお話をご紹介します。お楽しみに!
【SHOPLIST】
アマン(ペリーコ) tel. 03-6418-5889
NIMU
1980年、東京生まれ。2008年10月に独立後、女性誌を中心に、広告・カタログなどのスタイリングを幅広く手がける。感度の高いスタイリングでモデルや女優などの指名も多い。
第1回 「【秋へのスイッチ①】今買って秋まで使える、大人のキャミワンピース」はこちら>>
第3回 「【秋へのスイッチ③】まずはボトムから。今年なら秋素材のマキシスカートを!」はこちら>>
第4回「【秋へのスイッチ④】デニムか布帛か。あえてオールシーズンボトムを狙う!」はこちら>>
撮影/目黒智子
モデル、スタイリング/NIMU(牧浦オフィス)
ヘアメイク/後藤若菜(ROI)
構成・取材・文/川良咲子(編集部)
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