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ブルーライトをカットするレンズを入れて、少し前に新調したメガネをかけて
初めての原稿はパリのホテルのベッドの上からお届けしています。
この夏に植物療法士の資格を得た私でもありますので、身体のことなど、皆さまといろいろと共有していきたいと思いこの連載も、お洒落のことから、旅、心や身体の不調に向き合う私たちの術などを毎週お届けして行きます!!
.....しかしながら、そのスタートがミッドナイトとは、ちょっぴり笑ってしまいますが。
そんなところも時折ひょっこりと顔をだしますが、ゆったりとした時間にゆったりと楽しんで頂ける連載になるといいなと思っています。
睡眠についてもお話したいと思っているので、お手本になるためにもそろそろ眠らなきゃ......皆さま、それでは毎週水曜日に!!!
Summer Holiday 「夏休みの終わりのバースデー」
8月31日、夏休みの終わりには夫の誕生日があります。
そこに偶然、女友達からのバリ島へのヴァケーションの誘い。
出張続きだし、夫のバースデーがあるから行けないと話すと、バリでお祝いをしようよ!!
突然ながら素敵なアイディアをもらい、なるほど、サーファーの夫には最高のバースデープレゼントになるに違いない!
夫に提案すると電話口でも表情をうかがえるような喜びで、OK!
旅の予定が決まると、いつもとは違って不思議にそこから旅が始まった。久しぶりに夫婦でパッキング、一緒に出かけるのも何だか久しぶりでわくわくした。
女友達はそれぞれスケジュールが少しづつずれたりもしていて、現地集合。
空港へはいつも3時間前に着いてラウンジでの時間を楽しむ夫。私も空港が好き。
できれば早朝の空港がいい、深夜の空港も好き。私には、どこの国でもないようなふんわりした浮遊感が時に心地よくて。
いつもより小さめのトロッターに、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ私のトランクと、夫の大きなサーフボードケースと(旅の荷物はコンパクトでいたい夫はスーツケースは持たずに)大きなリュックサックを預けて、チェックインをすませたらラウンジに向いた夫の足をオレンジ色のブランドショップに導く(笑)。何となく惹かれたのは正解で、いつもはなかなか気に入った色柄に出会えないスカーフ、大判のカシミヤストールに好みの色柄がたくさん!!
髪型がしっくりと決まらなくて自分でざっくり切ってしまった髪に細長いタイプのスカーフを結んでみると、「似合うね。」と言った夫に、鏡のなか、目を輝かせてこたえる「本当ね!! 私もそう思う!! 」
ヘアアレンジなど苦手な私が、さらりと巻いて様になったスカーフ。気分が盛り上がるとつい甘えたくなり、誕生日の夫に逆におねだりしてみると、.....成功!! (涙)
バリに着いてからは、夫はサーフィン、私たちは、チャングーの町をぶらぶらしたり、ヨガをしたり、ただただのんびりヴィラを満喫する贅沢な時を過ごしたり、男勝りに(笑)働く私たちの女性性を取り戻すような、やわらかな時間に癒されるのでした。
大人気なくはしゃいだ、ヴィラでの夫のバースデーパーティー。
昨晩の余韻を残しながら最終日はウブドゥへ。
町に到着すると雨が降っていて、艶々の緑に出迎えられました。
雨が似合うウブドゥの町。
チャングーの町を歩くと、初めて訪れたときから20年の時を経た今も、未だバリはその場で足踏みをしているような、暢気な時の流れに不思議な安堵感と、懐かしさを覚える。
アナログな感性を呼び覚まされるような、再びそっとその感覚のなかへ誘われるような、見えないものが見えてくるような神聖な島なんだなぁと改めて、感慨深いものを感じる旅になりました。
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