10月に入ってからの東京は、気温30℃を超えるような日があったり、梅雨のような長雨が続いたり……これから冬になる気がしない気候ですね。みなさんお住まいの地域はいかがでしょうか。家を出るときは空気が冷んやり感じたのに、電車に乗ったら蒸し暑くて汗だくに。そんな気温差と湿度が読めない今月は、Tシャツ+ジャケットが活躍しました。

迷っていたデニムは、アッパーハイツのバギーのほうにしました。「えー!ブラックのスリムのほうが断然よかったのに」というご意見が多かったら、やっぱりそっちも買おうかな(汗)。

ブレザージャケットは、昨年買ったアンスクリアのもの。濃紺というよりは少し青みの強いブルーに金ボタン、赤い裏地がアクセントになって、パンツでもワンピースでもトラッド感を添えてくれるので、とても気に入っています。

肩掛けにして“ファッションエディター風”を装って(いやまあ、そうなんですけど・汗)いたら、編集部にきていたライターさんが

「あら、バタやん、“やすきよ”みたいなブレザーきてどうしたの?」

と冷やかすのです。 え?どこが?(さすがに世代じゃないので、横山やすし&西川きよしの格好がぱっと思い浮かばす)ネットで画像検索しましたら、ほんまにそうやん!!

ダブルの金ボタン(or白ボタン)の青いブレザー、白いパンツに白いエネメルのシューズ……という写真がたくさん出てきて、『やすきよ漫才傑作選(3)』Amazonで買いそうになっちゃいました。

 「きよしのトレードマーク、水兵さんみたいな帽子も、バタやんもってるでしょ?」とライターさん。上の写真だけじゃなく、たしかに“やすきよ”はどこか少しマリンテイストが入っていて、おしゃれだったのかもしれないという話で盛り上がりました。

話がそれましたが(それすぎやろ!)、ジャケットを脱ぐとこんな感じです。

もしかして、鈴木ちゃんも同じジャケットを買ってくれたら、Tシャツを後ろと前に着て、ミニ“やすきよ”ごっこができるんじゃないかと想像したり(多分、嫌がると思いますけれども。私、きよしやるからさ)。川上さんも着てくれたらミニ漫才トリオをやれるんじゃないか(絶対やらない、あるいは巻き込み事故になってごめんなさいで終わりますね)などと、あほなことを考えてにんまりしました。

このジャケットはこの秋、また何度も着ると思いますので、見かけたら“よっ、やすきよ”とお声がけください。

これまで紹介したコーディネート一覧を見る