3人の子供たちは、個性的で自我が強く、それぞれ違って面白いのですが、5歳ずつ離れているため、反抗期も1人終わればまた1人、みたいな。そう、次から次へとやってきます(笑)。

しかも、もちろんそれぞれの状況や事情があるため、その時期や内容が同じことはありません。

長女は小学校高学年くらいと中学一年、そして高校一年生で。
上2人のケースはまた詳しく書きますが、とにかく、彼女のカルチャーと嗜好、そして個性を尊重することで、親に対する信頼をもってもらい、本人が自分は自分で良いんだ、と認められるようにしました。

ただいま留学中の長男は、留学出発前の12歳がピーク。親に対する反抗だけで終わらなかったので、これはガチに対峙しました。手も出しましたよ。身体がしっかりしてきたので、私がどついたくらいでは、全くビクともしませんでしたが。今はアメリカにいて、とても楽しいみたい。反抗期に親元を離れることも、彼にとっては良かったみたいです。

そして末っ子。小学校低学年ですが、反抗期真っ最中。語彙が増え、世界が広がり、そしてある意味外の世界からのストレスも受ける時期だけに、早い子だと反抗期が始まるようです。なんだかいつもイライラしているし、口答えレベルではなく、対等に言い返してくる感じ。同性で、しかも性格が似ているから(笑)、なんかお互いに張り合ってしまうんでしょうか。今回の旅も、10分に1度は喧嘩していましたが、同時にゆっくり甘えさせることもできました。

彼女の場合は、私の反応を見ている感じなので、ゆったりとした気持ちで付き合い、度を過ぎたら、しっかり雷を落とそうと思います。

反抗期も含めた子育ては、これ、という答えはなく、ほかの親子と同じであるわけもなく。親も並走しながら、やり切るしかないのかな、と改めて思います。

子供の世界は、親の世界という風船の中にあるものではありません。生まれたときから、私たちとは別。子供たちがいる世界、彼女たちの風船が大きくなってきたときに、隣にいる親のそれとぶつかるのが反抗期かな、と思います。成長であり、進化です。

と思いながらも、末っ子との喧嘩は続きます。

みなさまの経験もお聞かせください。こんな結論がないトピックを、ただただ話せるだけの寄合、やりたいな(笑)。

大草 直子

  • こうしているとまだまだ可愛い8歳。
  • 炊きたてのごはんが朝ごはんに。食べ過ぎました(笑)
  • 今年は気候が安定せず、枯れてしまった木もたくさんあったそう。朝食のお膳に飾られたイチョウの葉も、まだグリーン。
  • 今回宿泊したのは、箱根・翠松園。お庭が見事です。次は、長女を連れてこよう。
  • 小田原駅内にある、箱根ベーカリーのピザが美味しい! またビール?と8歳。休みなんだからいいじゃない、と46歳。