勝手に連載にしてみました♡
本当にときにですが、「大草さん、羨ましい」と言われます。「子供がいるのに自由に旅行に行かれて羨ましい」「思う存分仕事に打ち込めて羨ましい」。そういわれるたびに、首をかしげることも(笑)。え~~~! 私みたいな生き方は大変だよ! と(笑)。
というのも、まず「旅行に行かれること」ですが、これは我が家のルールで、夫も同じくらい一人旅を謳歌しています。お互いがいないときは、子供の世話や家事、もちろん自分のスケジューリングまでやることになるのですが、私たちは、その大変な時間があったとしても、行きたいところに行きたいタイミングで出かけていくことを大切にしています。そしてそのチャンスはフェアでないといけないので、2人で話し合ってそうしているのです。先日も2週間、バイク旅行に行っていました、夫は(笑)。私がマックス忙しい時だったので、不在時はかなりイライラしましたが(笑)。
そして仕事に関して。これも末っ子が2歳の時に夫婦で決めたことです。全ての家計の責任を背負うことを選んだ私と、主夫になることを選んだ夫。夫も昨年からまた仕事を再開しましたが、「思う存分仕事に打ち込んで」いるのではなく、実は、「とてつもない責任とプレッシャーを背負ってがむしゃらに働いている」ことなのです。ただ、これは私が選択し決断したことなので、その責任はもちろん引き受けるつもりで覚悟をしました。
「羨ましい」と言われるほど、楽しいだけの人生ではないんだけどなあ(笑)。というのが、ざっくり言うと私の感想です。かくいう私も、30代前半までは、人の持っているものを羨ましがり、ときに嫉妬をしていました。ただ、ある時、決めました。「羨ましい」もっとネガティブな言い方をすると私が持っていた「妬ましい」を手放そう、と。これ、訓練なんですよ(笑)。「すごいなあ、いいなあ」と思う人や状況の陰には、とてつもなく大きく大変な努力と工夫、もしかしたら能力と言う圧倒的な何かがあるはずで、それを自分に引きよせなくても良いんだ、そう、私も「gifted(ある才能をもっている)」なはずで、たくさんのものをもっているんだ――と考えるようにするのです。
「羨ましい」と思ってしまうことは、「自分が持っている素晴らしいもの」を見えなくし、「工夫してこうしよう」という前進力をときとして奪います。他人がもっているものに憧れたり、嫉妬したりする必要はありません。自分がもっている何かを今一度見てみることが必要です。そしてそれに感謝し、目指すゴールや像をクリアにするべきです。もちろん、何もかもは難しいので、「欲しいもの」、「私にとってこれはいらない」――と選択し、そのことに責任をもつことが大事です。
今では、訓練の成果が表れたのか、素晴らしいな、と思うことはあっても、いいな、いいな、と思うことはなくなりました。こうすると、ものすごく楽。そう、楽は楽しい、と同じ漢字。楽しいに、時間も労力も使いたいですよね。
勝手に連載にしたので、続けますね。こんなことが生きづらくさせる、なんてことがあったら教えてくださいね。
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