北海道の中でも本州から一番近い函館は、他県から気軽に訪れることのできる町。新幹線も開通し、東北地方からは列車で行くのもよいですね。

 

ずいぶん前のことですが、ふと4日間の暇ができて、どこかにふらっと行きたいなとおもい、古い友人に尋ねてみました。
「何日か休みがあるんだけど、どこがオススメ?」
「それなら函館だよ、ご飯も美味しいしね」
10分後には飛行機のチケットを取り、計画もたてずに出かけました。

今思えば、この町への旅を勧めた友人は、私の好みをよく分かっていた!それ以来、何度も訪れているお気に入りの港町のひとつです。

函館は国際的な北の玄関口として発展した町。横浜や神戸のように、古くから外国との交流が盛んで、各国の領事館や、洋館、センスの良い和洋折衷の建物が今もたくさん残っています。
(特にお隣ロシアの風情があちこちの建物、お店に)

 

海から伸びた長い坂道、海の青さ、函館山からの風景、五稜郭など、有名な見所はどこも個性豊かで、町を歩いても、ドライブしても楽しめるのです。

名所も良いのですが、路面電車に乗って、港のはずれまで行けば、雰囲気のあるドッグや、いか釣り船が停泊するあたりもなかなかフォトジェニックで写欲をそそられます。

 

もう一つオススメするのが、裏夜景探検。地元の人たちにはすっかりおなじみですが、有名な函館山からの夜景とはまた違った景色。畑の真ん中に車をとめてSF映画みたいな気分を味わうのもいいですね。

 

食事なら、活イカなどの名物も良いですが他にもたくさん行きたいお店があります。
バスク料理と美味しいワインをタパスで頂けるお店や、昔ながらの中華料理屋、ジャズバーなど、ひとりで行っても楽しいのです。

こうしてあれこれ綴っていると、冬の函館に飛んで行きたくなってしまいます。

 

 

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