久しぶりに会う家族・親族へのお土産やお年賀。年末の忙しい時期に準備するのは大変でもありますが、せっかくなら喜んでもらいたいですよね。
というわけで、読者のみなさんにアンケート。“帰省”ということで、やはり首都圏にお住まいの方から多くご回答いただきました。まずはその中から、とくに人気の高かった4品をご紹介します。いずれも東京駅周辺or羽田空港内でも購入できるので、「あの人の分、忘れてた!」なんて時にも対応可能。首都圏以外にお住まいの方も、東京へ来た時のお土産にぜひ参考にしてくださいね!
みんな知ってる、だからこその安心感。豊島屋『鳩サブレー』
お菓子部門1位は、可愛らしい鳩の形でおなじみの鎌倉銘菓に。大人も子どもも大勢が集まるお正月はみんなが好きな味を、そして全国的に有名なお店のものならいっそう安心! ということでしょうか。軽くて賞味期限が長いところも帰省土産向きですね。
・「鳩サブレー。子供も大好きですが、大人も結構喜んでくれます」
・「何気に鎌倉の鳩サブレー。シンプルさと、個包装で配れるのと、形が可愛いので意外と!」(Torikoさん)
・「鳩サブレー。関西に鳩サブレーのお店がないので、帰省でなくてもお土産に持っていくと喜ばれる」(ロー55さん)
“東京だけ”の希少価値なら、銀座ウエストの『ドライケーキ』
お住まいの場所に関わらず「地元にはないもの、○○でしか買えないものを選ぶようにしている」との意見が多かった今回のアンケート。東京でみると、一番人気は銀座ウエストのドライケーキに。シンプルな味わいと上品な佇まいは、あらたまった場や目上の方への贈り物にもぴったりです。
・「銀座ウエストのドライケーキは安定の美味しさ」(ゆまさん)
・「銀座ウエストのリーフパイ。美味しいから」(いくらさん)
・「ウエストのお菓子は東京限定だし、おいしい」(あさやんさん)
すぐ食べられる手軽さがお正月の強い味方。崎陽軒の『シウマイ』
しょっぱい系では、崎陽軒のシウマイがダントツ人気でした。とくにmallyneさんの“男性が喜ぶものを選ぶことで女性陣の手間を軽減させる”作戦は、ぜひほかでも応用したいですね……!
・「崎陽軒のシウマイ(真空パック)。お菓子はかぶりやすいし、実用的なものが一番いいみたいです」
・「崎陽軒のシウマイ。みんな知っていて間違いないし、お手頃価格なのでお互いに気を使わなくていい。レンジでチンすれば食べられるので、ビールとセットで置いておくと、男性連中が自分たちで適当に準備してくれるので重宝します(笑)」(mallyneさん)
お祝い菓子の定番、バームクーヘンなら間違いない!
お店こそバラバラですが、種類で見ると人気だったのがバームクーヘン。引出物にも使われるおめでたいイメージと、誰からも喜ばれる美味しさ、というのがポイントのようです。
・「ねんりんやや治一郎のバームクーヘン。間違いなく、おいしくて喜ばれます」(chabibiさん)
・「ユーハイムのバームクーヘンです。やわらかいので歯が弱くなっているお年寄りにも食べやすく子供受けもしておいしいです」(ツキコさん)
・「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベのバームクーヘーンはいつも喜ばれます。渡した時に『あ、嬉しい!』や、次に会った時にも『あれ美味しかったわ』と言われることもしばしば。万人うけするようです」
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベは新宿伊勢丹と銀座三越に店舗あり。各オンラインショップから通販も可能。
地元の方が推薦! 全国“イチ押し”お土産リスト
帰省土産としてアンケート集計するとどうしても東京のものが多くなってしまうのですが、全国から集まった自慢のお土産も、どれもとっても美味しそう。少数だからといってお伝えしないのはもったいない! ということで、編集部がとくに気になったものを厳選してご紹介します!
【北海道】
・「新千歳空港内にある、JAびえい美瑛選果のコーンぱん!! コーンたっぷりで美味しいです。並んでも買う価値あります」(ニルスさん)
【宮城】
・「へそ大根。宮城県の南部、丸森町筆甫(ひっぽ)特産の乾物で、冬の寒い時期に大根を輪切りにしてゆで、外に干して作ります。見た目は茶色くて大変地味ですが、旨味が凝縮された大根はえもいわれぬ味わいで、煮物に最適、みんな大絶賛です。すべて手作業なのであまりたくさんできないのか、仙台でも買えるところが限られていますが、最近通販も始まったようです。手のひらサイズの袋で大根2本分くらい、値段は400円ほど。改まったところには持っていけませんが、親族には定番のお土産です」(みみ33さん)
へそ大根は、筆甫まちづくりセンターが運営する「ひっぽストア」から購入可能です。
【広島県】
・「上下銘菓、くにひろ屋の洋酒ケーキ。カステラに洋酒がたっぷりとしみこませてあります。見た目は地味ですが、男女問わず人気です。そして、お安い!」(にょろりーなさん)
【静岡県】
・「これは知る人ぞ知る逸品。達磨庵の熟成干し芋は昔ながらの方法で頑固に作られている干し芋を1年〜5年以上かけて熟成させたもので、これが干し芋か?と思われるほど甘くて、柔らかくて、一度食べると病みつきになります。干し芋は誰でも一度は食べたことのあるものですが、こちらは最近ではあまり食べられなくなってしまった、懐かしい、そして斬新な味で、どんな年代の人にも喜ばれます」(mimikusoさん)
【兵庫県】
・「阪急山本駅下車すぐ、菅屋さんの『餅もちパイ』です。お餅とあんことパイがドッキングした和洋折衷のお菓子で、皆さんにとても喜んでいただけます」(あっちゃんさん)
【徳島県】
・「夏の帰省には、茜庵の『柚子じゅうす』と『すだちじゅうす』。炭酸水で割って飲むとさっぱり美味しい」(もりえりさん)
【熊本県】
・「南関あげ。乾燥の油揚げです。コクがあり、割ってお味噌汁、お浸し、何にでも使えるし、『南関いなり』を作ると喜ばれます」(ayabowさん)
南関あげは、熊本県玉名郡南関町の名産品。南関町HPには町内で南関あげを作っているお店の一覧のほか、南関あげを使ったレシピも。
【鹿児島】
・「子どもを訪ねて鹿児島に時々行くのですが、その時は城山観光ホテルの知覧茶ジャムを両親や友人に買って帰ります。かなり好評です」(YYUUさん)
いかがでしたか? 帰省土産にはもちろん、旅行の際のお土産&お取り寄せリストに加えて、ぜひお役立てくださいね。ここには載らなかった“銘品”の情報もお待ちしています。毎週お送りしていた連載は、今回でひとまず最終回。読んでいただきありがとうございました!
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