Une scène de la nuit de Paris, vue avec mon amour de ma vie…

皆様お元気ですか?如何お過ごしでしょうか。
フランスでは引き続き毎週末に、燃料価格の高騰や燃料税引き上げに反対するデモMouvement Gillets Jaunes « 黄色いベスト運動 »が行われております。マニフェスタシオンの勢いは12月の第二週目の週末に最高潮に達し、12月8日の土曜日、エッフェル塔、主要美術館などの観光名所、シネマ、主要デパートが特別クローズになりました。ホリデーシーズンのお買い物、クリスマスのイルミネーションを楽しみに、観光に来られた諸外国からの旅行客の皆様には大変残念な事でした。パリに住み10年近くが経ちますが、ここまでの規模のストライキによる商業施設の一斉クローズは初めてだったかと思います。

そして12月11日、ドイツ国境に近いストラスブールのマルシェ・ド・ノエルで、3人の死者が出るテロがありました。被害に遭った方々には、この場をお借りし、心よりお悔やみを申し上げます。
毎年年末にパリに遊びに来るお友達が今日到着したのですが、いつもはこの時期満席に近い飛行機がガラガラだったとの事。ストライキとテロの影響で、旅行を中止された方が多かったのではないでしょうか。心が痛みました。

今日、同僚のCécileとの会話。
「確かにストライキにテロ、もううんざりよね!J’en ai marre ! でもさ、まるでパリがLa guerre civile 市民戦争が起きているかの様に、世界中に恐ろしい映像ばかりが過剰報道されているのもどうかと思うわ。だって私の日常生活、以前と同様に普通に回っているのに。Hirokoはどう思う?」

もともと私が好きなパリというのは、美しさと醜さが共存するボードレールのポエジーの様な所にある。メディアの報道する華の都パリも、ストとテロばかり起こる恐ろしいパリも、私の生活とはかけ離れた所にあるのだから、今回のストライキの報道のされかたにも時差を感じずにはいられない。
パリ12区在住・フランス企業で働くミモレ世代、庶民代表の私の生活は以前と変わらず流れる。それはまるでセーヌ川の様に淡々と。
冒頭の写真は、私の愛した人と最後に歩いたパリの夜。パリ最古の橋・ポンヌフLe Pont-Neufから見たセーヌ川。変わらず、時に醜く、時に美しく。いや、醜さこそが美しいのだ。これが私のパリです。