今年のクリスマス、皆さんはどんな風に過ごすのでしょう?

 

子どもの頃は家でツリーを飾ったり、ケーキを食べたり。ティーンエイジャーになると何故か彼と過ごす日だったり。働き始めてからは、ほとんど出張先にいたので、毎年食事するところに困り、唯一営業している中華料理店で餃子を食べるのが恒例だったり、、、我が家のすぐ近くがイルミネーションの名所なので、十二月ともなるとものすごい人並みをかき分けて家路に着くというかんじ。あまりクリスマスとは関係のない私の人生ですが、今年は少し違います。

まず、出張先に向かう飛行機の中で、「ラブ・アクチュアリー」を観てしまいました。15年前に公開された大ヒット映画、私は初見で。クリスマスに向けての人間模様のオムニバスなんですが、機内にして泣きまくりでした。 「今日はクリスマスだから」と、不器用な登場人物たちが勇気を振り絞って行動にでる、グッときてしまいました。特別な日の力ってあるんですね。

 

そうして着いた先のフィンランドでは、日本のコマーシャルなクリスマスムードとは一味も二味も違い、着々と準備を進めるという感じ。イルミネーションもシンプルで可愛らしいです。

 

十二月の週末だけ開かれるというロホヤのクリスマスマーケットは本当に賑やかで楽しい雰囲気でした。手作りのお菓子やニット、リースを売っているという感じで、一軒一軒個性があります。売っている人々も、買い物に来ている人たちもにこやかで、楽しげな雰囲気に包まれていて。小さな町なのに、周辺の町からもたくさんの人がこのマーケットに集まります。

 

クリスマスに食べるというミルクがゆやジンジャークッキー、クロッグ(ホットワイン)が振舞われて、早めのクリスマスを味わいました。

それにしても、キリスト様はこんな寒い季節、年の瀬に生まれたのですね、(でも南半球では暖かいのか!)雪、寒さがクリスマスのイメージに繋がっているのってなんとも素敵、ムードを盛り上げますね。

 

ロホヤでは特別な日を楽しみに待つ人々の暖かさをお裾分けしていただきました。

ちなみに、東京に戻り、私はクリスマスの予定は、、、特にありません。映画でも観に行こうかな。
ともあれ、皆さん、メリークリスマス!

 

取材協力 CAITOプロジェクト(田園ツーリズムプロジェクト)
機材協力 フィンエアー

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