連休1日目
朝、連続テレビ小説『まんぷく』を観る。塩軍団解散に涙しつつ(個人的には森本役の毎熊克哉さんを映画『ケンとカズ』の時から応援中)、東先生役の菅田将暉さんの演技の奥行きに感服。大掃除開始。とにかく断捨離を敢行。途中、懐かしの雑誌を読み耽ってしまう。なかなかはかどらない。今日は冬至。日が短すぎて焦る。夜、ゆっくり柚子湯に浸かる。実母は庭いじりが好きで、庭で採れたいろいろな植物や果実を湯船に浮かべてくれていたことを思い出す。あの頃は、入浴剤を入れることのほうが贅沢だと思っていた。

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大好きだった伝説の雑誌『relax』のバックナンバーは実家に保管しているものの、女の子のために作ったバックナンバーは手元に残していたことが発覚。「雑誌は情報ではなく、世界観が命!」なのだと再認識。ちなみに、『relax』の編集長は岡本敬子さん旦那様の仁さん


連休2日目
朝からリビングの床を磨き上げ達成感でいっぱい。午後、天皇陛下の在位最後の誕生日会見を視聴。国民に寄り添い、国を思い、平和を願う珠玉の御言葉。何度も繰り返し動画を観てしまう。本当に、平成は終わるのだ。夕方、会社の忘年会で(かなりの棚ぼたで)当てた商品=バルミューダのトースターが宅配便で届く。「神様が私にくれた平成最後のクリスマスプレゼント」という気持ちでいっぱい。夜は、全日本フィギアの女子フリーを観戦。その後、録画しておいた映画『KUBO』鑑賞。

「天皇としての旅を終えようとしている今…」会見全文 〜朝日新聞デジタルへ〜

連休3日目
キッチンのシンク、コンロまわりを一気に磨く。ラジオをつけると、クリスマスソングが流れてくる。神様からのクリスマスプレゼントでトーストを焼く。もちろん、感動の焼き上がり。片付いた部屋、磨き上げた床に置かれたソファに寝そべりながらの読書。空気がいつもより格段に澄んでいる。読みたかった本にゆっくり向き合える悦び。夕食の買い出しに。喫茶店に寄ると、帰り際「メリークリスマス!」とジンジャークッキーをいただく。夕食。いつもと変わらないメニュー。だけれどシャンパンを開ける。全日本フィギアの男子フリーを観戦。3連覇の宇野選手はもちろん、高橋選手もすごい。その後、再び読書。

  • 平成最後のクリスマス_img1 この年末年始に、ローストビーフにチャレンジしたい! 
  • 平成最後のクリスマス_img2 不意をつかれたからか、かなり嬉しかった今年唯一のクリスマスプレゼント(笑)。
  • 平成最後のクリスマス_img3 昔から信奉しているマイク・ミルズのミューズであり、奥様であるミランダ・ジュライの初長編作品『最初の悪い男』。不器用な人間がもつ愛おしさが詰まっていました♡


皆様はどんな三連休を、そして昨夜はどんなクリスマスイヴを過ごされましたか? 

平成が始まった頃、日本はバブル絶頂期でした。テレビからは街で浮かれるクリスマスに騒ぐ東京の映像がずいぶん流れていたと思います。「大人になったら、クリスマスはこういうふうに過ごすのか」。田舎のコタツでクリスマスケーキを家族で食べながらも、あまりにも自分の置かれた状況とかけ離れた世界に、外国の風景を見ているかのような気持ちでテレビ画面を見つめていたことを今でも覚えています。そして、上京し、東京の大学へ。バブルははじけていたはずなのですが、「クリスマスに家にいると負け」「彼氏と過ごさないと負け」「ひとりで過ごすなんて言語道断」という雰囲気がまだまだ漂っていました。「クリスマスは彼女と夜景を観ながら過ごしたい」とニューヨークへ旅立った男友達もいましたっけ(遠い目)。

もちろん、今年も街に出ればイルミネーションがキレイですし、クリスマスソングも聞こえてきますし、クリスマスパーティのための商材はあふれています。でも(私がクリスマスの人ごみを避けていたということもあるとは思いますが)、今年のクリスマスには、いつもと違う何か落ち着いた空気を感じるのです。

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平成は終わり、いよいよ時代は変わる――陛下の言葉を反芻しながら、私はそんな気持ちでこの三日間を過ごしていたように思います。

今日のお品書き
熊倉さんのクリスマスの過ごし方。中でも柑橘やクローブなどをINするホットワインとホットチョコレートのレシピ、早速試してみたい! 「生活を楽しくすること、豊かにすることって、ちょっとした工夫なんだよな」ということに気づかされます。