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生地の風合いが優しいツイードのセットアップに鮮やかな赤を利かせて

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昭和34年に皇室に入られてから60年間、人々を励まし、癒し、勇気づけてきた美智子さま。ミモレでは5月のご退位の前日まで、今も色あせることのない、日本女性の美、品格、優雅さ、可憐さ、思いやりの心を体現している装いを毎日振り返ります。

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ご公務にぴったりなダブルのツイードのセットアップにはベーシックな黒の小物を合わつつ、鮮やかな赤のお帽子をポイントになさるのが美智子さまの卓越したセンス。昭和41年11月、京都・北山杉をご見学。
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お二人で歩かれるときは、自然に腕を組んで。西欧の文化やマナーに通じた皇太子さまと美智子さまらしいワンシーン。
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さりげない美智子さまのお気遣いに、お二人のあたたかな関係性、仲の良さが伝わってきます。


写真はすべて、講談社所蔵写真3万枚超から厳選した貴重なカットです。
この企画は弊社写真部のカメラマンが主に1960~1970年代に美智子さまを撮影したお写真で構成されています。キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。古い写真が多く、退色・汚損したものは色鮮やかにデジタル化してよみがえらせています。

写真/講談社写真部
構成/片岡千晶(編集部)