私が好きなスーツイケメンセレブをひたすら熱く語る今回の企画、後編でございます。いつもに増してかなり暑苦しく語ってしまいそうなのでご容赦ください。

まずですね、私がスーツイケメンセレブをチェックするときのポイントをお伝えしたいと思います。

 

・程よい肩幅と胸の厚みがあるか:なにはともかく、まずはココ! 細いとか脚が長いとかだけでは着こなせないのがスーツ。骨太な骨格と、上半身にきちんと筋肉がついていて貧弱ではないことが着こなしのポイントになる。元々男性の顔よりも骨格の美しさを重視する「骨格フェチ」である私にとって、スーツはそのリトマス紙みたいなもの。がっちりした骨格(日本人でいうと、ちょっと若いけど松山ケンイチさんみたいな感じ)あってこそスーツがキマるのです。

・滲み出る色気とヤンチャさ:端正な表情のスーツを纏ってもなお滲み出てしまう男の色気と、今まで散々いろんな経験をしてきたんだろうな〜と感じさせる、ちょっと“ワルい”感じが垣間見える。それがスーツイケメンを愛でるときの醍醐味(熱い!)。これは青二才の若造や、中身がぺらっぺらの浅い男性には醸し出せないもの。シンプルな服が美人を引き立てるようなもので、スーツがいい男を浮き彫りにする、とでもいった感じ。

・センスと品の良さ:ここまで読んでいただければおわかりの通り、誰でもスーツを着さえすれば4割増し、というわけではないのです。いい男がスーツを纏ってこそ、その魅力が4割増しに見えてしまう。今回写真をセレクトするときに気づいたのですが、ダンディの代表格セレブともされるジョージ・クルーニーや、私の大好きなライアン・ゴズリングのスーツ姿は意外とイケてなかったんですよ(あくまでも私的に)。なぜかと考えたら、たぶん、顔面がハンサムだとかスタイルの良さだとかは関係なく、持って生まれた洋服を着こなすセンスや品の良さなどまでが露わになってしまうのがスーツなのではないか、と。

さあ。以上を踏まえた上での、私のベストオブ・スーツイケメンセレブ、続きを発表いたします!

写真:Visual Press Agency/アフロ

お待たせしました! 真打・ダニエル・クレイグ様♡ スーツを着るために生まれて来たと言っても過言ではないこの完璧なスーツ姿。まさに眼福であります。彼をジェームズ・ボンド役に抜擢した人、ありがとう!!!!!

写真:Everett Collection/アフロ

もう一丁。

写真:Everett Collection/アフロ

不意打ちのコリン・ファース。ヤンチャさはないけど、こんな風に真面目そうで禁欲的な男性のスーツ姿もまた格別。ダニエルにしてもコリンにしても、やはりイギリス紳士のスーツ姿は最高ですね(喜)!

写真:Collection Christophel/アフロ

ブラピ。『Mr.&Mrs. スミス』のときのこのシーンの黒スーツはクールだったなあ。アンジーが恋に落ちるのも無理はない。

写真:AFLO

ジェームズ・ボンドでハズせないのがピアース・ブロスナン様。フィギュアみたいに完璧なこの容姿! もはやスーツイケメン界のレジェンドであります。

写真:Everett Collection/アフロ

『ゴッドファーザー』のときのアル・パチーノ様。圧倒的な存在感と威圧感。シビれます。

写真:AFP/アフロ

今年のワールドカップで話題になったセネガルのアリウ・シセ監督。黒スーツの帝王と呼びたいくらい似合ってました(サッカー観ないけど)。

写真:Everett Collection/アフロ

この写真がかっこよかったので入れてみました、マシュー・マコノヒー。

写真:Jerry Watson/Camera Press/AFLO

渋好みの私としては、年を取ってからの方がますます素敵に見えるショーン・コネリー。『インディ・ジョーンズ』ではハリソン・フォードの父親役で三揃いのスーツを着こなしていたのがダンディ♡ 白いおヒゲがまたいいんですよね。

写真:AFLO

『プリティ・ウーマン』のときのリチャード・ギアはかっこいいオジ様を絵に描いたような出で立ち。そう、スーツってその男性の器の大きさとかも滲み出ると思いませんか? このリチャードならなんでも買ってくれそうだしわがままも聞いてくれそう(笑)。

写真:Everett Collection/アフロ

はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜♡

写真:Everett Collection/アフロ

品の良さが感じられるのが素敵!

いかがでしたでしょうか。年末年始、皆様もスーツイケメンセレブを愛でて、女性ホルモンを活性化されますように。2019年もこの連載を何卒よろしくお願いいたします!

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