え〜、いつもでしたら年末年始には一年の締めくくりとして、その年の海外セレブニュースの総括ランキングを発表するところなのですが。今回は、趣向を変えて私好みのスーツ姿のイケメンセレブたちをひたすらご紹介するという、超・私的な内容でお送りしたいと思いますっ!!

と言うのも、先日のアラフォーからのモテ服についてのコラムで「スーツは男性を4割増素敵に見せる」と書いたところ、ミモレ読者の皆様にもスーツイケメン好きが結構いらっしゃるとお見受けしたのでございます。普段イケメンには実はあまり興味がないワタクシですが、スーツイケメンだけは別。

この企画のために取り寄せた大量のスーツイケメンセレブの写真をセレクトしているだけで、ニヤニヤが止まらず、「おぉ〜〜〜〜♡」とか「はぁあああああ〜〜〜〜〜♡♡」などと変な声が漏れる始末。

……なんですが。セレクトしていて自分の好みに改めて気づいてしまいました。それは、若いスーツイケメンにはほぼ興味が湧かないということ。「うきゃっ♡」となるのは、総じて、

・胸板が厚く、程よく身体に脂肪が乗った中年男性

だということ!!

思い起こせば私が男性に初めてセックスアピールを感じたのは小学生のとき、『インディ・ジョーンズ』の考古学者役でツィードの三揃えのスーツを着たハリソン・フォードや、何の映画かは忘れたけれど、ポール・ニューマンのスーツ姿を目にしたとき。そのときからすでに大人の男性のスーツ姿に萌えていたのですね(と、熱く語る)。

で、なぜ若い男性のスーツではダメなのかと考えたところ、若くてシュッとしすぎていると身体にまだ厚みがなく、スーツ姿に深みが出ないのですね。そしてスーツとは着る男性の欠点を隠すと言うよりはむしろ隠していた内面を曝け出してしまうワードローブだと私は思うのですが、その肝心な中身がまだ熟成されていないから––って、いや、自分でもちょっと自分が怖いです、こんなにスーツ姿にこだわりがあって。まるでグラビアアイドルを語るオジサンみたいになってないですか、大丈夫ですか私?

 

―というワケでまたまた前置きが長くなりましたが、今回は「私が愛したスーツイケメンセレブたち」というテーマで、私が「キュン」とした歴代スーツイケメンセレブたちをお送りします。

写真:Moviestore Collection/AFLO

まずは私の初恋とも言えるハリソン・フォード様。『インディ・ジョーンズ』ではこのメガネとスーツ姿で教壇に立つ姿から、フィールドワークではいきなり鞭を使いこなすワイルドな男性に変身してしまうところにギャップ萌えいたしました。

写真:AFLO

白いタキシードもお似合い♡

写真:Album/アフロ

番外編:白シャツにガンホルダー姿もセクシー。第三ボタンまで開いているのと太い腕を見せるための袖まくり。スタイリストさん、グッジョブ!(笑)。

写真:Album/アフロ

ポール・ニューマン。かっこよかったなぁ。ちょっとナイーヴそうな表情がまたイイんですよね。

写真:Everett Collection/アフロ

若い頃よりこの頃の方がむしろ好き。苦みばしったこのカオ!!

写真:Shutterstock/アフロ

ちょっとどの作品かはわからないのですが、この作品ではポールがネクタイを外してるシーンがやたらと出てくる模様。白シャツにネクタイ外したとこって、製作者も女性の「キュン」のツボを抑えすぎ(笑)!!

写真:Shutterstock/アフロ

ここで新旧スーツイケメンの「新」の方も混ぜておきます。最近の私のイチオシスーツイケメン、キャリー・フクナガ監督。新007の映画監督なんですが、ハンサムだしスーツがとにかく似合う! メガネフェチでもある私としてはスーツとメガネの相乗効果で、もう、フィギュアスケートで言うなら300.0ポイントくらいのハイスコアをあげたいっ(わかりづらいか)。

日系3世で、海外メンズ誌が彼のファッション特集を組むほどのファッションアイコン的存在。しかも奥様っ!! なんと41歳・独身ですってよ!!

写真:Shutterstock/アフロ

一応メガネなしのフクナガ監督も置いておきますね。真性・イケメン♡

写真:アフロ

これまたNewフェイスのスーツイケメン枠として激推ししたいのが、グウィネス・パルトロウと再婚したばかりのプロデューサー、ブラッド・ファルチャック。まずこの写真で「イケメン!」と思っていましたが、

写真:Backgrid/アフロ

女優であるグウィネスと並んでも絵になるこのスーツの似合いっぷり。さすがグウィネス、選ぶ男性の趣味がいいな〜〜〜!!

写真:Shutterstock/アフロ

最近のウォーク・オブ・フェイムのイベントにも仲良くお揃いのグレースーツ姿で出席。いや〜〜〜、こんなスーツが似合う大人の男性と再婚したグウィネスが心底うらやましいと思いましたね私は!!

写真:Backgrid/アフロ

スーツイケメンの何が萌えるかって、プライベートのユルいカッコのときとのギャップの落差。例えばこうやってプライベートではお料理とかもやってくれちゃったりする家庭的なところもあるのに、スーツを着ると凛々く頼もしいお仕事モードに変身しちゃう。だからこんな風にプライベートのカジュアル感とのギャップがあればあるほど良いのであります。

写真:AP/アフロ

はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、グウィネスがうらやましいっ(2回目)!

長くなってしまったので、皆様お待ちかねのジェイムズ・ボンド役のあのお方などは後編に続きたいと思います。