カラフルなエキゾチックレザーのバッグなどで鮮烈なデビューを果たしたパリのバッグブランド「ミチノ(michino)」。東京生まれ、ニューヨーク育ち、パリを拠点にするヤス・ミチノさんのブランドです。彼は、約10年に渡って「イヴ・サンローラン」「ジバンシィ」「ソニア・リキエル」といったメゾンやベルギーのバッグブランドの「デルヴォー」でレザーグッズのデザインを担当。2014年には、自身のブランドとして「ミチノ」をローンチしました。

ワールドトラベラーであり、マルチリンガルなヤス・ミチノさんは、毎シーズン、世界各地の都市をテーマに取り上げたコレクションを発表しています。デビューの2014年SSは“TOKYO”でしたが、2019年SSは南アフリカ共和国の“ケープタウン”をセレクト。ケープタウンの色彩と情景にインスパイアされた鮮やかな色使いは、定番モデルに加えて、新作のショルダーバッグなどにも落とし込まれています。ダイナミックなディアゴナルストライプと鮮やかな色彩は、「ミチノ」とケープタウンに共通する、文化的な多様性のDNAを表現。それでは、さっそく代表的なコレクションを少しご紹介しますね!

2019SS“CAPETOWN COLLECTION”

マルチカラーがおしゃれなウォータースネークのクラッチバッグ。PHEDRA PM MULTICOLOR(23×15×5cm)¥130000(税別)
大胆な斜めストライプがモダンなアクセントに。小さくても収納力ありのSQUARIT BLACK&WHITE STRIPES(20×16×10cm)¥129000(税別)
天ファスナー付きなので満員電車でも安心して持てるスクエアなショルダーバッグ。ブライトなカラーリングは春らしくてトキメキます。SIBYLLE PM TURQUOISE(25×20×12cm)¥130000(税別)

さて、今回「ミチノ」をピックアップしたのは、通常のコレクションも素敵なのですが、何よりも「2019SS カプセルコレクション」をご紹介したかったからなんです♥ こちらは、シグネチャーであるSQUARITの黒いバッグに、世界各国の言語でウェルカムメッセージをプリントしたもの。SNSやらネットやらで会話がすっかりバーチャルになってしまったこの時代、バッグにも会話をさせてみては? というのがコンセプトなんです。

小ぶりなサイズ感ですが、マチがあるので収納力はなかなかのもの。モノトーン配色なので、コーディネートしやすく活躍します。ショルダーストラップ付きのSQUARIT S(20×16×10cm)各¥60000(税別)
 

日本語バージョンはカタカナで“ハロー”になっているのはご愛敬。Salut,Hello,Ciao,Aloha,Grüeziなど、各言語の挨拶のなかから、未来の目的地や友達になりたい人、思いを馳せる相手にあわせて選んでも素敵。しかも、うれしいことに、このカプセルコレクションは通常よりも“手頃な価格”で展開中。ここ数シーズン、レタリングアイテムは人気ですし、シンプルベーシックなバッグなら、なおさら取り入れやすいのでは?


しかも、このプロジェクトが好評につき、その延長線として、「ミチノ」は“ご希望のメッセージ”をプリントするカスタマイズサービス“SAYWHATYOUWANT”を開始。#SAYWHATYOUWANT プロジェクトは、HELLOバッグと同じ型の「ミチノ」の定番バッグ「SQUARIT」に、シルクスクリーンで好きな言葉をプリント。2月26日より公式サイトで展開予定で、オーダーから全世界に30日以内に納品されます。価格は450ユーロ(日本円の価格は調整中)。ぜひ、こちらもチェックを!

日本での「ミチノ」の取扱い店舗:伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、高島屋、Tomorrowland、STRASBURGOなど
ESHOP:http://michinoparis.com/
お問合せ先/tel. 03-5428-6484